名雪祐平(46)
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無は無 「白の上の白」
2023年04月30日
なぜ、何も描かない画家といわれたのか? ロシア・アヴァンギャルドの芸術家、カジミール・マレーヴィチ 1918年の代表作『白の上の白』は、白いカンバスの上に白い正方形のみ。 これは、… 続きを読む
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無は無 「ガラクタ」
2023年04月30日
傑作中の傑作。 が、1917年当時の既成概念では、ガラクタ。 マルセル・デュシャン『泉』 男性用小便器を横に倒しただけ。 製品を、作品に。そんな小さな問題ではなく。何が芸術か… 続きを読む
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無は無 「モナリザの髭」
2023年04月30日
モナリザの肖像画のちっぽけな絵葉書。その顔に、鉛筆で髭を描いた。まるで、こどもの悪戯。 これでも芸術?1919年、マルセル・デュシャンが発表。 タイトルは『L.H.O.O.Q』フランス語… 続きを読む
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無は無 「破壊の眼」
2023年04月30日
一台のメトロノーム。振り子に、女性の眼の写真が取り付けられ、カチ、カチ、カチ………揺れる眼。こっちを見つめる。 1923年、マン・レイが作った前衛作品、『破壊されるべきオブジェ』 34年… 続きを読む
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無は無 「自動筆記」
2023年04月30日
速く、文章を書く。もっと猛スピードで書く。思いつきをつぎつぎつぎつぎ。 すると、理性が消えていく。主語がなくなる。動詞は名詞のようになり、過去形は現在形に変わる。 文法は無視され、意味不… 続きを読む
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無は無 「有と無」
2023年04月30日
「有」がある。「無」がある。 では。有の反対が無? いえ。有が存在しても、その反対に無は存在しない。なぜなら、無だから。 無は無。そんな哲学があるそう。 さて。今夜の夢は、有… 続きを読む