佐藤理人(75)
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節分の豆知識 「季節」
2024年02月03日
節分は「季節を分ける」と書く。 季節の変わり目、特に冬から春にかけては、気温の変化が大きく、体調を崩しやすい。 薬や予防接種などなかった時代、ちょっとした風邪から大病につながったり、場合… 続きを読む
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節分の豆知識 「豆」
2024年02月03日
節分に豆をまくようになったのは室町時代。鬼という魔物を滅する。すなわち「魔滅(まめ)」。 また日本人の食生活に欠かせない、五穀の一つである豆には特に、鬼を追い払う聖なる力があると考えられた。 … 続きを読む
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節分の豆知識 「炒る」
2024年02月03日
昔々あるところに人を食べる鬼がいた。村人たちが神さまに助けを求めると、神さまは鬼に豆を渡して言った。 この豆を育てられたら人間を食べてもよい。育たないうちに人間を食べたら天罰を下す。 … 続きを読む
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節分の豆知識 「恵方」
2024年02月03日
すっかり節分の習慣になった、恵方巻。 その年の福を司る年神様がいる方角を向き、巻き寿司を食べると縁起がいいとされている。 これは江戸時代、関西商人たちが始めた習わしで、元々は「丸かぶり寿… 続きを読む
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節分の豆知識 「鬼」
2024年02月03日
頭には牛の角を、口には牙を生やし、虎のパンツを履いて、金棒をもった赤や青の大男。現代の鬼のイメージは、室町時代に生まれた。 鬼の語源は「隠れる」という漢字の「隠(おん)」。目には見えない隠れた… 続きを読む
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トランボ 「ローマの休日」
2023年12月09日
オードリー・ヘップバーンの傑作「ローマの休日」。 クレジットによると脚本はイアン・マクラレン・ハンター。だが、真の脚本家は彼の友人だった。 ダルトン・トランボ 彼は1950年代… 続きを読む
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トランボ 「ジョニーは戦場へ行った」
2023年12月09日
「ローマの休日」の真の脚本家、ダルトン・トランボ。その名を初めて有名にしたのは脚本ではなく小説だった。 「ジョニーは戦場へ行った」 第一次世界大戦の残酷さを描いたこの小説は、第二次世… 続きを読む
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トランボ 「ハリウッド・テン」
2023年12月09日
第二次大戦後、アメリカでは反共産主義の嵐が吹き荒れた。 その影響は、脚本家ダルトン・トランボを直撃。共産党員だった過去により、裁判にかけられた。 しかしアメリカ合衆国憲法第一条、「言論の… 続きを読む
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トランボ 「運命の1本」
2023年12月09日
言論の自由を守り、ハリウッドを追放された脚本家、ダルトン・トランボ。 彼はメキシコに移住したのち、複数の偽名を使って脚本家の仕事を続けた。 そして1953年、彼は運命の1本を書く。 … 続きを読む
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トランボ 「2度目の受賞」
2023年12月09日
脚本家ダルトン・トランボをはじめ、多くの無実の映画人を苦しめた、アメリカの「赤狩り」は1954年に終わりを告げた。 違法な捜査がマスコミだけでなく、政府や軍部からも批判を浴びた。 3年後… 続きを読む