2024年02月03日佐藤理人 Photo by gracias!節分の豆知識 「炒る」昔々あるところに人を食べる鬼がいた。村人たちが神さまに助けを求めると、神さまは鬼に豆を渡して言った。この豆を育てられたら人間を食べてもよい。育たないうちに人間を食べたら天罰を下す。早速鬼は「そんなの簡単だ」と、畑に豆を巻いたが、一向に育たない。それもそのはず。神さまが渡した豆は炒り豆だった。それ以来、天罰を恐れた鬼は、人を食べるのをやめたという。節分で炒った豆をまくのは、神さまの作戦だった。