2024年01月14日
佐藤延夫
休日にスープを「ポタージュ」
人類はこれまで、
さまざまな方法で食材を煮込んできた。
樹の皮や竹筒、甲殻類の殻。
やがて粘土を焼く技術から、
調理用の土鍋が誕生する。
ポタージュ。
その語源は、「鍋に入れられるもの」。
青銅器や鉄の鍋が発明され、調理法も進化していく。
ちなみに「sop」という言葉もあり、
意味は、汁をぬぐうために使われるパン。
そのため、パン入りのブイヨンが
「スープ」と呼ばれるようになった。
ポタージュとスープ。
美味しければ、どちらでも。