佐藤延夫(91)
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休日にスープを「ポタージュ」
2024年01月14日
人類はこれまで、さまざまな方法で食材を煮込んできた。樹の皮や竹筒、甲殻類の殻。やがて粘土を焼く技術から、調理用の土鍋が誕生する。ポタージュ。その語源は、「鍋に入れられるもの」。青銅器や鉄の鍋が発明さ… 続きを読む
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休日にスープを「固形スープ」
2024年01月14日
スープを長期保存して、どこへでも持ち運べるようにしたい。固形スープが生まれたのは18世紀。そのルーツには諸説あるが、スープを煮詰めて固形にするという試みは、全世界的に行われてきたことだろう。 … 続きを読む
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休日にスープを「マルガトーニ」
2024年01月14日
インドがイギリス領だった時代に誕生したスープがある。マルガトーニ。コショウ水を意味する。つまりは香辛料の効いたカレーのようなスープのこと。当時、イギリス人に仕えていたインドの料理人がコース料理の一品… 続きを読む
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休日にスープを「レストラン」
2024年01月14日
レストラン。その語源は、フランス語の「restaurer」。回復させる、という意味だ。その名の通り、18世紀に生まれた最初のレストランは美食にまみれた富裕層をターゲットにしており、体調を回復させるよ… 続きを読む
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縁結びの日 「流れ星」
2023年11月05日
夜空で見つけても、瞬く間に消えてしまう流れ星。見えている間に3回願い事を唱えれば、想いは叶えられる。これは、ヨーロッパの言い伝えが始まりと言われている。 ときどき神様が「天の扉」を開けて下界の… 続きを読む
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縁結びの日 「寝巻き」
2023年11月05日
寝巻きを裏返しに着て、眠りにつく。 これは、恋を成就するおまじないと言われている。いかにも迷信のような感じがするが、かなり歴史のあるおまじない。平安時代の歌人、小野小町も、こんな歌を残している… 続きを読む
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縁結びの日 「ロイクラトン祭り」
2023年11月05日
毎年10月か11月の、満月の夜。タイでは、ロイクラトン祭りで賑わう。ロイクラトンとは、灯籠を川に流す風習。人々は、川の女神プラ・メー・コンカーに感謝の気持ちを捧げる。 クラトンという灯籠は、お… 続きを読む
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縁結びの日 「ローズマリー」
2023年11月05日
地中海沿岸を原産地とするシソ科の植物、ローズマリー。その強い香りは、邪悪なものを清めるとされ、魔除けなどの儀式に用いられた。古代エジプトの墓からもローズマリーのブーケが発見されたそうだ。 一方… 続きを読む
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縁結びの日 「ブレッド・アンド・バター」
2023年11月05日
たとえば、恋人同士が歩いていて、道の真ん中に大きな柱があったとする。それを避けるために、恋人たちは一旦、繋いでいた手を離し、こう唱える。「Bread and Butter」。それは、二人の気持ちが離… 続きを読む
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縁結びの日 「梛の葉」
2023年11月05日
梛(なぎ)の葉。それはマキ科の植物で、切ろうとしてもなかなか切れない、繊維の丈夫な葉っぱが特徴だ。 愛する二人の縁が切れないように。そんな思いを込めて、梛の葉を鏡の下やお化粧箱に忍ばせる風習が… 続きを読む