2022年05月15日
森由里佳
家族 ひかりのあるところ
詩人、おーなり由子の作品「ひかりのあるところ」に、
こんなフレーズがある。
うまれたとき
はじめに出会うのはひかり
あかちゃんは
まぶたの奥で思う
ーここは
ひかりのあるところ!
あかちゃんはやがて知る。
目を細めて見つめるそのひかりよりも大きな、
家族というひかりがあることを。
その家族にとって、自分が
かけがえのないひかりであることを。
さまざまな家族の形がある時代。
どんな形にせよ、
互いをひかりと感じて生きていく。
それが、家族ということなのかもしれない。
今日は国際家族デー。