川田組(88)
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モッタイナイ話「灰買い」
2022年09月25日
江戸時代には、かまどから出た灰を買い取る業者がいた。 灰を畑に撒くと、肥やしになった。お酒は、まろやかに。藍染は、鮮やかに。 全て、アルカリ性による化学反応だが、当時からしたら、魔法の粉… 続きを読む
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モッタイナイ話「KINTSUGI」
2022年09月25日
日本の伝統技術、金継ぎ。割れたり、欠けたりした器の修繕に、あえて目を引く金を使い、「景色」として楽しむ。 傷は物に刻まれた歴史。その発想がいま、世界に広がりつつある。 イタリアでは、割れ… 続きを読む
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モッタイナイ話「使い捨てはもったいない?」
2022年09月25日
インドの街中では時々、「ガチャン」とコップが割れる音がする。 飲み終えたチャイのコップを、地面に投げつけて、割って捨てる。 もったいないように見えるが、インドでは、食器を洗う水の方がもっ… 続きを読む
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モッタイナイ話「一物全体」
2022年09月25日
一物全体。一つのものを、丸ごと食べましょうという、仏教の教え。 魚の骨や、野菜の皮も、いのちの一部。余すことなくいただけば、最適な栄養バランスになる。 もったいない精神は、健康の秘訣。 … 続きを読む
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モッタイナイ話「4つのR」
2022年09月25日
「MOTTAINAI」という言葉には、環境に大切な4つのRが含まれているという。 "Reduce"、"Reuse"、"Recycle"、そして、"Respect"。 そう提唱したのは、ワ… 続きを読む
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モッタイナイ話「かごに乗って」
2022年09月25日
「MOTTAINAI」という日本語を、世界共通語として広めたワンガリ・マータイさん。37歳のときに始めた植樹活動を、生涯貫いた女性でもある。 そんな彼女は、「棺に木を使わないでほしい」という遺… 続きを読む
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モッタイナイ話「アロハシャツ」
2022年09月25日
「もったいない精神」が生み出したものの一つに、「アロハシャツ」がある。 今から150年ほど前、多くの日本人がハワイに移住し、着物姿でサトウキビ畑の開拓に勤しんでいた。 徐々に擦り切れる、… 続きを読む
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モッタイナイ話「さくらもち」
2022年09月25日
長命寺の門番、山本新六は考えた。秋になるたび道を埋め尽くす、桜の葉。苦労してほうきで集めたものを、ただで捨てるのは、もったいない。 そこで、集めた桜の葉を塩漬けにして、餅をくるんでみた。ほんの… 続きを読む
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ねば~エンディングな豆知識2 「納豆の糸」
2022年07月10日
「納豆の 糸引張つて 遊びけり」 食べ物で遊んではいけませんと言われそうなこの句は、小林一茶が詠んだものである。 ねばねばと伸びる糸を見て喜ぶ子供の、にぎやかな食事の時間を詠んだのだろう… 続きを読む
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ねば~エンディング な豆知識1 「納豆の旬」
2022年07月10日
納豆の旬は、1月だと言われている。 暖かい季節の方が発酵に良さそうな気がするが、関係していたのは、大豆の収穫時期。 秋に収穫した大豆を少し寝かせ、旨味がギュッと凝縮したタイミングで納豆に… 続きを読む