2023年11月18日
小林慎一
恐竜の化石は語る #6
古生物学者ケネス・ラコバラが巨大恐竜ドレッドノータスを
発見する確率は天文学的にゼロに近い。
ある個体が化石として残るのも奇跡に近いが
地球の年齢はとてつもなく古いので
起こらないような奇跡が起こる。
6千6百万年前に隕石が地球に衝突し恐竜は滅んだ。
その隕石が衝突したこと、その日に衝突したことも奇跡だ。
恐竜が滅びなければ、哺乳類の繁栄もなかった。
たったの1万年、隕石の衝突が遅かったら
歴史は大きく変わっていたに違いない。