2024年02月17日
河田紗弥
おいしい季節。「きりたんぽ」
秋田県の名物。きりたんぽ。
その発祥にはさまざまな説があるが
鹿角では鉱山で働く木こりが食べていたという話がある。
発見されたのが8世紀という古い鉱山の
その坑道の長さは800kmと言われ
それを支える材木も大量に必要だったのだろう。
きこりは、夏に木材を伐採し、冬は伐採した木材を運搬する。
そのエネルギー源として生まれたのが
杉の串にご飯を巻き付け焚き火で温めた “たんぽ焼き”
鹿角の三大資源、米と杉と鉱山が
ここで結びついている。