小林組(183)
-
音楽の話 #2
2023年04月23日
カトリックにとって、聖歌は重要なツールである。いつでもどこでも同じ聖歌を歌えるようにと、彼らは「譜面」の開発に勤しんだ。 はじめは鍵盤楽器をベースに作られていたが、すべての楽器をカバーするよう… 続きを読む
-
音楽の話 #3
2023年04月23日
音楽の授業で見る五線譜の成り立ちは、意外にも一人の男の思いつきからであった。彼の名は教皇グレゴリウス一世。西暦590年に即位した、カトリックの最高指導者である。 当時ヨーロッパ各地の教会ではそ… 続きを読む
-
音楽の話 #4
2023年04月23日
十九世紀以降の近代化によって、イスラム世界の国々でも五線譜を用いた音楽教育が行われるようになった。しかしルールは時に混乱を生む。五線譜の概念では「音が下に行く」と言えば低い音になることを意味するが、… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #1
2023年03月04日
モチベーション3.0。これは、作家ダニエル・ピンクのベストセラーの題名だ。 モチベーション1.0は生理的動機付けで、「お腹が減ったからご飯を食べる」という生き残るためのもの。 モチベーシ… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #2
2023年03月04日
「キャンドル問題」という認知力テストがある。 ロウソクと画鋲とマッチがテーブルに置いてある。ロウをたらさないようにロウソクを壁につけなさい。 画鋲をロウソクに刺しても、ロウを壁につけても… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #3
2023年03月04日
モチベーション3.0の作家ダニエル・ピンクは、長年動機付けの科学に注目してきた。 ビジネスの世界では、もっぱら、アメとムチという外的な動機付けに頼っている。 ボーナス、コミッション、イン… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #4
2023年03月04日
さまざまなテレビゲームの成果に報酬を払う。そんな実験を行ったのは、経済学者ダン・アエリーだ。 機械的にできるゲームでは、報酬が大きいほど成果が高く、創造性が必要なゲームでは、報酬が大きいほど成… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #5
2023年03月04日
アメで誘惑し、ムチで脅す。古い成果主義を、もうやめるべきだと作家ダニエル・ピンクは主張する。 オーストラリアのアルチザンというソフトウェアの会社では社員が通常の業務以外の仕事をするイベントを定… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #6
2023年03月04日
ダニエル・ピンクの提唱するモチベーション3.0。 重要だからやる。好きだからやる。面白いからやる。 内側からあふれるモチベーションによって人は想像力を発揮することができる。 1… 続きを読む
-
モチベーション3.0 #7
2023年03月04日
百科事典をつくるための2つのアプローチがある。 Aは、優秀なマネージャーが高い報酬をもらい予算と納期を管理し、何千人ものプロに報酬を払い書いてもらうというもの。この場合、人は外的動機付けで働く… 続きを読む