2022年04月01日澁江俊一 映画と独裁者およそ2時間で人間を描く発明。それが映画だ。事実を題材にする映画の中でも実在の独裁者ヒトラーを描く作品は多い。「チャップリンの独裁者」「ヒトラー 最期の12日間」「帰ってきたヒトラー」「ジョジョ・ラビット」なぜ、繰り返し人はヒトラーを映画で描くのか。それはきっと、忘れないためだ。いつの時代でも、独裁者は生まれる。それをもてはやす人々がいる限り。それを、ずっと忘れないためだ。