澁江組(140)
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川の流れと文学 『銀河に続く川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 岩手県を流れる北上川。 宮沢賢治が子どもの頃、この川で溺れて亡くなった少年がいたという。 大人になっても忘れられなかったそのイメージは小説「… 続きを読む
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川の流れと文学 『罪を流す川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 京都、木屋町を流れる高瀬川桜の名所で知られる、江戸時代の物流用の運河である。 罪を犯した罪人もまたこの川で運ばれていった。 森鴎外の短編小説… 続きを読む
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川の流れと文学 『若い2人の間の川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 東京の都心を流れる神田川。 同棲する若い男女の心模様を描いて大ヒットしたフォークソングのタイトルとしてもよく知られる川である。 かぐや姫とい… 続きを読む
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川の流れと文学 『人間の魂を流れる川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 その流れに身を浸し沐浴するため世界中からあらゆる宗教の壁を超えて多くの巡礼者が訪れる、インドのガンジス川。 この川をモチーフにして描かれる遠藤周作… 続きを読む
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川の流れと文学 『無常の川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 鎌倉時代、鴨長明によって記された「方丈記」冒頭の一文。 そこに込められたのは、移り行く… 続きを読む
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スパイシーな物語 『八角』
2022年08月28日
暑い夏に、スパイシーな物語を。 その香りは、わずかでも強烈。 台湾の屋台街をぶらぶらと歩いていて強く個性的な香りが漂ってきたらそれはきっと「八角」の香り。 八方向に広がる星のカタチ… 続きを読む
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スパイシーな物語 『クミン』
2022年08月28日
暑い夏に、スパイシーな物語を。 その香りは、男と女の愛を守った。 魅惑的な香りで肉や野菜、パンやチーズの旨味を引き立てるスパイス、クミン。中世ヨーロッパではその香りは恋人の心変わりを防ぐ… 続きを読む
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スパイシーな物語 『カルダモン』
2022年08月28日
暑い夏に、スパイシーな物語を。 その香りは、爽やかで涼しい。 スパイスの女王と言われるカルダモン。ショウガの仲間で日本では明治時代に食欲を促す薬として使われていた。カレーなどインド料理に… 続きを読む
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スパイシーな物語 『花椒 ホワジャオ』
2022年08月28日
暑い夏に、スパイシーな物語を。 その香りに、人は痺れる。 辛さにもいろいろあるが麻辣(マーラー)といわれる痺れる辛さにハマる人たちが今、続出している。その痺れを生み出すスパイスが花椒(ホ… 続きを読む
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スパイシーな物語 『胡椒』
2022年08月28日
暑い夏に、スパイシーな物語を。 いまでは、どの家庭にもある胡椒。 昔のヨーロッパでは、胡椒はとても貴重なもの。金1オンスと胡椒1オンスが交換されていたという。 その希少価値を高める… 続きを読む