澁江組(140)
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創造的な逸脱 『ルートからの逸脱』
2023年01月28日
逸脱すれば、世界が拓ける。 目的地への道を逸れて、 他のことに時間を費やす。 そんな「道草」は、どちらかというと ネガティブな言葉。 しかし今、時代の光に照らしてみると… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『龍涎香』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 龍涎香(リュウゼンコウ)。 香水にも用いられる動物性香料であり、その香りは「抹香」に似ているとも言われる。 実は、マッコウクジラの”マッコウ”は… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『森の香り』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 木々の中で深呼吸をする。身体中が森の香りに満たされる。 その正体はフィトンチッド。森の木にとっては害虫から身を守るための殺菌成分。人にとってはリラック… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『月の香り』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 ある宇宙飛行士は言った。月は火薬のようなにおいがすると。 しかしそれは、月面での作業を終え、宇宙船に戻ってからのこと。宇宙服についていた土や埃の匂いで… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『古代の香り』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 人類史に初めて登場する香りはメソポタミアの神に捧げるものだった。 古代エジプトではファラオの亡骸に香料をたっぷり塗って葬った。 それらはどんな香… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『天下の香り』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 足利義満や織田信長、明治天皇を夢中にした香りがある。 天下第一の香りと謳われる東大寺の正倉院に眠る重さ12キロほどの香木「蘭奢待」。 天下を治め… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『香りの都』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 その街に漂う香りを求めて世界中から旅人たちが訪れる。人口5万に満たない南フランスのグラース。世界中の香水をつくる香料を生み出す香りの聖地だ。 マリリン… 続きを読む
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香りにまつわる物語 『香りの未来』
2022年12月03日
人類にとって、香りとはなんだろう。 懐かしい香りを嗅いで突然、昔の記憶が蘇る。そんな経験があなたにもあるはずだ。 それは太古の人類が森の中で獣の匂いを嗅ぎ取り危険を回避するために脳内の情… 続きを読む
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川の流れと文学 『冥界に続く川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 その鐘の音を聞いた者は、次の瞬間、冥界へと続く川の流れに身を浸している。 オーストラリアの作家ガース・ニクスが紡ぐ物語「サブリエル」は、死を司る7… 続きを読む
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川の流れと文学 『魔物の川』
2022年10月22日
行く川の流れに、人は何を重ねてきたか。 日本最古の歴史書「古事記」に描かれるヤマタノオロチ。 その姿は、頭が八つ、尾が八つ。腹には常に血が滲んでいる。 一説によると、これはかつて出… 続きを読む