2023年10月22日渡邊清子 身体のはなし 「病と自己理解」病人というものは、正常な人よりも己れの魂により近く迫るものだ。フランスの作家プルーストが、「楽しみと日々」の中で綴った言葉。病は遠ざけたいものではあるが、いのちを見つめることで心の奥深くに触れ、真の自分に出会う時間にもなる。