2024年02月18日
若杉茜
受験のはなし 「蛍雪時代」
蛍の光や、雪明かりを使ってでも書物をひもとき学問を修める。
蛍雪の功、はそんな姿を指す。
この「蛍雪」を冠した雑誌が、蛍雪時代。
前身となる受験旬報の創刊は1932年。
92年の歴史を持つ、日本最古の受験雑誌だ。
時に通信添削の、時に文学少年たちの作品発表の場にもなりながら、
変わらず日本の受験生たちを応援し続ける。
蛍の光や雪明かりで勉強はしなくとも、
いつの時代にもひとりひとりの受験には苦労がつきもの。
それぞれの「蛍雪時代」に、エールを送りたい。