茂木彩海(19)
茂木彩海
プランナー
-
身体のはなし 「食への欲求」
2023年10月22日
身体は食べたものでできている。だからといって身体に良い食べ物ばかりでは味気ない。 そんな葛藤はどんな時代にもあったようで。かの松尾芭蕉も、食に関するこんな句を残している。 あら何ともな… 続きを読む
-
祈りのはなし メキシコの御神酒
2023年08月20日
日本では祈りの場で日本酒が振る舞われるが、古代マヤ文明ではチョコレートドリンクが飲まれていた。 現代のような甘さはなく、ハチミツ、唐辛子などをブレンドして泡立てたスパイシーな飲み物だったとか。… 続きを読む
-
祈りのはなし 後醍醐天皇の祈り
2023年08月20日
世をさまり 民やすかれと 祈るこそ 我が身につきぬ 思ひなりけれ 鎌倉倒幕に敗れた後醍醐天皇が、島流しの道中で詠んだこの歌には民の平和を願う祈りが込められている。 野望ばかりが語られ… 続きを読む
-
日本語のはなし 「『不細工』の成り立ち」
2023年06月18日
明治になって鉄道ができるまで庶民の旅は自らの足だけを頼りにする過酷なものだった。 身軽に移動するため、旅人たちは折りたたみできる扇子や、お重形お弁当箱など持ち物にさまざまな細工を施した。 … 続きを読む
-
日本語のはなし 「『です』の歴史」
2023年06月18日
語尾に使う「です」という2文字。 その歴史は室町時代にさかのぼり、狂言の台詞の中に限定されて使われていた。 その後江戸時代には歌舞伎役者や侍、医者など上流階級で使われるようになったが、当… 続きを読む
-
色彩のはなし 「あなたの周りの色」
2023年04月16日
伝統色にはその土地の個性が色濃く反映されている。 日本の場合、植物が由来となるものが多く同じ竹の色でもみずみずしい「若竹色」落ち着いた「青竹色」くすんだ「老竹色(おいたけいろ)」と成長に合わせ… 続きを読む
-
色彩のはなし 「四十八茶百鼠」
2023年04月16日
日本には個性ある色の呼び名が数多く存在する。 中でも「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」は、初めて耳にする方も多いのではないだろうか。 江戸時代、奢侈禁止令で着物の色や柄を制限… 続きを読む
-
チョコレートのはなし 「はじめてのチョコレート」
2023年02月19日
はじめてチョコレートを食べた時の記憶がある人はどれくらいいるだろう。覚えていなかったとしても、特別な美味しさにきっと感動したに違いない。 日本人が初めてチョコレートを食べた時の記録として最も信… 続きを読む
-
チョコレートのはなし 「甘やかしたい時に」
2023年02月19日
仕事で大変だった時、嫌なことがあった時、つい甘いものに逃げてしまいがち。 そんなあなたに、イタリアの詩人フランチェスコ・ペトラルカの言葉を捧げる。 ほんの少しの甘味は、たくさんの苦味をか… 続きを読む
-
歌のはなし ジングルベル
2022年12月25日
クリスマスといえば忘れちゃいけないのがクリスマスソング。 たとえば、1800年代に生まれた「ジングルベル」は、トナカイではなく、馬につけた鈴の音がその起源なのだそうだ。 今日を過ぎればま… 続きを読む