薄組(194)
-
身体のはなし 「食への欲求」
2023年10月22日
身体は食べたものでできている。だからといって身体に良い食べ物ばかりでは味気ない。 そんな葛藤はどんな時代にもあったようで。かの松尾芭蕉も、食に関するこんな句を残している。 あら何ともな… 続きを読む
-
身体のはなし 「病と自己理解」
2023年10月22日
病人というものは、正常な人よりも己れの魂により近く迫るものだ。 フランスの作家プルーストが、「楽しみと日々」の中で綴った言葉。 病は遠ざけたいものではあるが、いのちを見つめることで心… 続きを読む
-
電車のはなし 「イギリスの鉄道旅行ブーム」
2023年09月17日
18世紀、イギリスは産業革命を達成し、めざましい勢いで都市化が進んだ。 そして19世紀。イギリスで空前のブームになったのは、鉄道旅行。 かつては丸二日かかった海水浴場までの移動が、鉄道で… 続きを読む
-
電車のはなし 「モノレールの乗り心地」
2023年09月17日
空高くを走る、モノレール。単なる移動手段ではない、ワクワク感があるのはなぜだろう。 実際、モノレールの乗り心地は、車両の仕組みや地形によっても違うという。是非とも、その違いを比べてもらいたい。… 続きを読む
-
電車のはなし 「空を走る電車」
2023年09月17日
浜松町から出発するその電車は車体を大きく傾けて、蛇行を繰り返す。湾岸のビルのあいだを通り抜け、首都高速と並走し、悠々と運河をまたぎ、トンネルを潜り、また地上に浮かびあがれば、まもなく、羽田空港。 … 続きを読む
-
電車のはなし 「上野に浮かぶ夢」
2023年09月17日
1964年の今日、東京モノレール開通。だが日本初のモノレール路線はその7年前、上野動物園で開業していた。 パンダに先駆けて生まれた動物園の名物は、子どもたちの胸をはずませた。 しかし車両… 続きを読む
-
電車のはなし 「車掌の声」
2023年09月17日
電車で聞こえてくる、車掌のアナウンス。鼻にかかった独特な声についてはいくつか説がある。 一つは、乗客のため。普通の話し声は、走行中の騒音と音の成分が似ているので、あえて高い声にすることで、聞き… 続きを読む
-
電車のはなし 「トレインソング」
2023年09月17日
列車にまつわる歌を「トレインソング」と呼ぶ。 有名な歌詞は、「汽車を待つ君の横でぼくは」「僕は旅立つ 東へと向かう列車で」「トレイン トレイン 走ってゆけ」などたくさんの名曲が生まれている。 … 続きを読む
-
電車のはなし 「鉄道ファン」
2023年09月17日
日本は鉄道を愛する国。「鉄オタ」や「鉄ちゃん」といわれる鉄道ファンが大勢いる。 乗るのが好きな「乗り鉄」車両や駅の撮影を楽しむ「撮り鉄」走行音や駅メロを録音する「音鉄」など趣味嗜好で細分化され… 続きを読む
-
電車のはなし 「地下鉄の父」
2023年09月17日
「地下鉄の父」、早川徳次(のりつぐ)。ロンドンの地下鉄に感銘をうけ1927年、日本初の地下鉄を上野・浅草間に開業する。 「東洋唯一の地下鉄道」として連日、地上にまで行列がのびる超満員となった。… 続きを読む