薄組(194)
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日本語のはなし 「『不細工』の成り立ち」
2023年06月18日
明治になって鉄道ができるまで庶民の旅は自らの足だけを頼りにする過酷なものだった。 身軽に移動するため、旅人たちは折りたたみできる扇子や、お重形お弁当箱など持ち物にさまざまな細工を施した。 … 続きを読む
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日本語のはなし 「『です』の歴史」
2023年06月18日
語尾に使う「です」という2文字。 その歴史は室町時代にさかのぼり、狂言の台詞の中に限定されて使われていた。 その後江戸時代には歌舞伎役者や侍、医者など上流階級で使われるようになったが、当… 続きを読む
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日本語のはなし 「存続の危機」
2023年06月18日
当たり前に使っている日本語。実は過去に、存続の危機があった。 明治初期、発展途上の日本では西洋の技術や知識を取り入れる動きがあったが、多くの人にとって英語が障壁となってしまう。 そこで「… 続きを読む
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日本語のはなし 「犬の鳴き声」
2023年06月18日
ビヨビヨ。これは平安時代の物語「大鏡」に出てくる犬の鳴き声。 当時の犬は放し飼いのためか今より野性味のある声だったそうだ。 「びよ」あるいは「びょう」などで表現された犬の声はペットとして… 続きを読む
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緑のはなし 「緑色の目」
2023年05月21日
the green-ey’d monster 「緑色の目をした怪物」。シェークスピアは、戯曲「オセロ」で嫉妬をこう表現した。green-ey’d は、嫉妬を意味する慣用句として今… 続きを読む
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緑のはなし 「静かな森」
2023年05月21日
都会でも、森はいつだって静かだ。木の葉には、周囲の騒音を消す働きがある。木々の揺れる音や鳥のさえずりは、不快な音を吸収しながら、安らぎの音を奏でるのだ。 森の緑が生い茂る季節。日々の雑音を浄化… 続きを読む
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緑のはなし 「青と緑」
2023年05月21日
新緑を青々と表現し、葉野菜を青菜と呼ぶ日本。 緑を青と表現する習慣は万葉の時代以前からあったらしい。古い日本語の「青」には緑も含まれ、その慣習が残っているのだ。 5月は芽吹きの季節。その… 続きを読む
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緑のはなし 「緑の癒し」
2023年05月21日
木々の緑がまぶしい季節。新緑の中を歩くだけで呼吸が深まっていくのはなぜだろう。 緑という色には、癒しや安らぎリラックスの効果があるらしい。 詩人、萩原朔太郎は言った。五月の朝の新緑と薫風… 続きを読む
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緑のはなし 「緑の島」
2023年05月21日
ヨーロッパの北ほぼ北極圏に広がる世界最大の島、それがグリーンランド。 「緑の島」という名前とは裏腹に、島の約80%は氷と万年雪に覆われている。 この名前は、10世紀にグリーンランドへ入植… 続きを読む
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緑のはなし 「緑の季節」
2023年05月21日
5月は新緑の季節。生命力あふれる緑色の景色を求めて出かける人も多いのではないだろうか。 山々を彩る新緑の他にも、竹林の小道、苔むした清流沿い、峠から見下ろす棚田。様々な緑があふれている。もちろ… 続きを読む