映画「さよならほやマン」のPR
2023年11月11日
庄司輝秋はrooftopという制作会社の社員ですが
新入社員だった頃に半年ほど
私の会社でコピーの勉強をしていたことがあり、
それで私は今でも庄司のことを庄司と呼びます。
その庄司はCM制作のかたわらショートフィルムを作っていたのですが、
このたび初めての劇場用映画を監督しました。
「さよならほやマン」という奇妙なタイトルのその映画は
11月3日から全国公開され、幸いに打ち切られることもなく
いまだに公開中のようです。
私は試写会を見たのですが、今日吉祥寺のアップルリンクという
小さな劇場で見てきました。
欠点も多々あるように思えますが、総じて面白いです。
飽きずに二度見られます。
アップルリンクには5つの上映スタジオがあって、
「さよならほやマン」は試写会のときよりも小さな、
30人くらいのキャパのスタジオでした。
小さいけれど椅子もいい椅子で、なんだか居心地のいい場所。
そして満席でした。
見終わってそのスタジオを出ると庄司がいました。
明日のトークイベントのチラシを配っていました。
糸井重里さん出演のトークイベントです。
庄司は誰彼かまわずに「庄司です〜」と言ってチラシを渡すので、
「わっ!」とか「きゃっ!」と驚くお客もいました。
庄司はたぶん、このくらい小さな劇場で
監督がチラシを配るみたいな手作り感から始めたかったのでしょうね。
いきなり全国50箇所くらいの映画館で一斉公開になったけど、
手の届く範囲で草の根運動を繰り広げている庄司が面白いです。
がんばれ、庄司。(中山佐知子)