2022年11月19日

執筆者河田紗弥

今日はなんの日? 『6月12日』

今日はなんの日?
日本にはさまざまな記念日がある。

6月12日。
この日は、「恋と革命のインドカリーの日」

日本で初めて「純インド式カリー」が
中村屋から発売されたのが1927年6月12日だった。

そして、そのカレーは
中村屋の創業者の長女が
インド独立運動の活動家ラス・ビハリ・ボースと恋に落ちたことで
誕生した。
「恋と革命」にもちゃんと意味がある。

2022年11月19日

執筆者河田紗弥

Photo by Tomoyo S on Unsplash

今日はなんの日? 『10月3日』

今日はなんの日?
日本にはさまざまな記念日がある。

たとえば10月3日は「ごめんなさいカレーの日」
十月の十を漢数字にして「ど」と読み、
三を「ざ」と読ませて、真ん中に無理やり「げ」の字を入れる。
すると、土下座になる。

実はこれ、山口県のある会社の商品のPRのために
つくられた記念日だ。
カレーをお詫びのきっかけにしてほしい…
という願いがこもっている…らしい。

2022年11月19日

執筆者河田紗弥

Photo by NOAA on Unsplash

今日はなんの日? 『1月14日』

今日はなんの日?
日本にはさまざまな記念日がある。

たとえば1月14日。
この日は、「愛と希望と勇気の日」

バレンタインデーを思わせる名前だが、
1959年の1月14日、
南極の昭和基地に置き去りにされた二頭のカラフト犬が
およそ1年ぶりに生存確認されたことを記念する日だった。

映画「南極物語」でもおなじみのこのカラフト犬の名前は
タロとジロ。
二匹の生存のニュースは
人々に愛と勇気と希望を与えたそうだ。

2022年11月19日

執筆者河田紗弥

今日はなんの日? 『2月17日』

今日はなんの日?
日本にはさまざまな記念日がある。

たとえば2月17日は、「天使のささやきの日」。
天使のささやきとは、空気中の水蒸気が凍ってできる
“ダイヤモンドダスト”のことをいう。

1978年2月17日、北海道幌加内町で
氷点下41.2℃という戦後の最低気温を記録した。

この日を記念し、
寒さを美しいイメージで捉えてもらうために
制定された記念日なのだ。

2022年11月19日

執筆者河田紗弥

今日はなんの日? 『〇〇の日』

今日はなんの日?
日本にはさまざまな記念日がある。

では、この記念日、一体だれが制定しているのだろうか。

記念日を認定・登録しているのは、
日本記念日協会という社団法人。

記念日は、登録制になっているため、
申請することで新しく記念日をつくることも可能だ。

記念日は、一回登録されると、 
基本的に協会が存在する限り、継続される。

新しい記念日を作るには
いつを記念日にしたいか、
なんのために記念日をつくりたいのか。
これからどういう活動をしていくかを申請する必要があるとのこと。

記念日は商品のPRのために申請されることもある。
井村屋の「あずきバーの日」7月1日に関しては、
実際に商品のパッケージに
7月1日はあずきバーの日(日本記念日協会認定)と大きく書いたことで
「記念日を意識して購入した」という声が協会にも届いたという。

ちなみに、審査の合格率は78%。

あなただけの記念日も夢ではないかも?

2022年11月13日

執筆者森由里佳

Photo by Froschmann

秋惜しむ 

秋が旬の果物といえば。梨。

8月の声をきくと
甘みと酸味のバランスが良い幸水が出始め
やがて幸水にかわって、
すこし赤みがかった、果汁たっぷりの豊水が登場。

9月の下旬、豊水を追いかけるようにして、
きめ細やかな果肉がジューシーなあきづきが出始めれば、
梨の季節もクライマックスだが、
11月に旬を迎える梨もある。

秋が通り過ぎてしまう前に、どうぞおひとつ。

2022年11月13日

執筆者佐藤日登美

Photo by tosa muu

秋惜しむ 紅葉

秋の訪れは、樹々の色が変わることでも実感する。

夏の間、植物の葉に含まれるクロロフィルという色素が
太陽の光を受けて緑に見えていたが、
秋になると冬支度を始める。
気温が低くなり、日照時間も減るので
いわゆる「省エネモード」になるのだ。
クロロフィルが減ることで葉が赤や黄色に変わり、
やがて枯れ落ちていく。

今しか見られない美しさ、
散ってしまう前に満喫しておきたい。

2022年11月13日

執筆者蛭田瑞穂

秋惜しむ 秋の日は釣瓶落とし

秋分の日は太陽が秋分点を通過する日で、
昼と夜がちょうど同じ長さになる。
そして秋分の日を過ぎると昼の時間が短くなっていく。

その短くなる様を表現したのが、
「秋の日は釣瓶落とし」という慣用句。

「釣瓶」とは井戸にある、滑車のついた桶のこと。
桶を井戸の底に落とし、滑車で水を汲み上げる。

まるで桶が落ちるように、あっという間に日が落ちる。
誰が言い始めたのかはわからないが、
なかなか巧い例えに思える。

実際、東京の日没時刻を調べてみると、
春から夏にかけて日はゆっくり長くなっていくが、
夏から秋にかけては急激に短くなる。

秋の日は釣瓶落とし。
短くなる日が名残惜しい。

2022年11月13日

執筆者森由里佳

秋惜しむ 秋の大四辺形

春の大三角形、夏の大三角形、冬の大三角形。
夜空にひときわ輝く星を結んだこれらのアステリズムには、
もちろん、秋のものもある。

ペガスス座の胴体にあたる4つの星からなる、秋の大四辺形。
他の季節に比べ、すこしひかえめな輝きだが
この時期の東京では、夜8時から9時頃に南中する。

そう。
今、あなたの窓の外にペガススが来ている。

2022年11月13日

執筆者森由里佳

Photo by Hideya HAMANO

秋惜しむ ひやおろし

秋と言えば、ひやおろし。
その年の新酒に火入れしてから蔵に寝かせ、
秋頃に「冷や」のまま卸される日本酒だ。

夏のあいだに熟成され、
角がとれてまろやかになるひやおろし。

秋刀魚やキノコ、
旬のおいしさと一緒に月と晩酌できるのも、
空がきれいな秋のうち。
今宵一献、どうでしょう。