2022年07月09日
長谷川智子
おいしい夏をの旅 マルペックオイスター
小説「赤毛のアン」で有名な、
カナダ プリンスエドワード島の
別名は、FOODISLAND。
シーフードの産地でもある。
名産のひとつ、マルペック湾の「マルペックオイスター」は
世界で人気の高級な牡蠣。
甘く濃厚な牡蠣を一口食べると
自然豊かな島の景色が目の前に広がるようだ。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう
2022年07月09日
小説「赤毛のアン」で有名な、
カナダ プリンスエドワード島の
別名は、FOODISLAND。
シーフードの産地でもある。
名産のひとつ、マルペック湾の「マルペックオイスター」は
世界で人気の高級な牡蠣。
甘く濃厚な牡蠣を一口食べると
自然豊かな島の景色が目の前に広がるようだ。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう
2022年07月09日
ペルー料理のセビーチェは、
フレッシュな魚介と野菜のマリネ。
レモンやライムをぎゅっと絞ったさわやかな味わいは
日本の夏にもぴったり。
実は、ベル―の人々が好むのはお皿に残った乳白色のマリネ液。
レチェデティグレ、虎の乳と呼ばれ
疲れた時、元気を出したい時は、これに限る。
夏バテ防止にも効きそうだ。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう。
2022年07月09日
アルゼンチンを代表する料理といえば、アサード。
塊の肉を炭火で数時間から半日、
じっくりと焼くバーベキュー料理だ。
アサードは、スペイン語で「焼いた」という意味。
草原に暮らす牧童、「ガウチョ」たちが
野外で牛を焼いのがはじまり。
今は、専用のグリルを使うが。
肉が焼けるのを待つ間、
家族や仲間とおしゃべりを楽しむ伝統は変わらない。
あわただしい日々を忘れ、
アルゼンチン流に、すぎゆく時間をゆったりと味わうのもいいだろう。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう。
2022年07月09日
北欧、フィンランドの短い夏を味わい尽くすなら、
夏野菜のスープ「ケサケイット」。
北国の夏、にんじん、カリフラワー、新じゃが、えんどう豆などが、
一気に収穫を迎える。
採れたての野菜を、塩、胡椒、バターと牛乳でやさしいスープに仕立てる。
その素朴さに、「けちん坊のスープ」と揶揄されることもあるが、
戦争が続いた1940年代、
家庭の菜園で育てた野菜で作るスープは、食糧難の人々を支えた。
波乱の歴史をこえてきた北国の大地の味でもある。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう。
2022年07月09日
ソムタム、青パパイヤのサラダは、
タイ料理の人気メニュー。
まだ青いパパイヤの細切りを、ナンプラーや香辛料などで和える。
これは唐辛子の強烈な辛さが特徴の
タイ東北部イサーン地方の伝統料理。
出稼ぎに出た人々が、
故郷の料理をタイ全土に広めたそうだ。
ピリっと辛いけれど、甘酸っぱい思い出の詰まった
働き者のふるさとの味。
汗をかいた体に、ひときわ染みるのも納得。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう。
2022年07月09日
豆のさやを新鮮なうちに枝から外し、先端をちょんと落とす。
さっとゆがいて、ちょっときつめに塩をふる。
大地の甘さと香りは、日本の夏のご馳走。
キーンと冷えたビールがあれば、言うことなし。
枝豆、つまり大豆が原産地中国からいつ日本にきたか定かではない。
奈良、平安時代には、今と同じように、
まだ青い大豆を茹でて食したとされる。
時代は降り江戸時代、
枝ごと茹でた豆を売る枝豆売りは夏の風物詩となった。
枝を片手に路地をぶらぶらしながら豆を食べる、まさにファーストフード。
枝豆という名前も、ここかららしい。
そして現代、edamameはヨーロッパやアメリカへ広まり
ヘルシーフードとして人気だ。
大リーグのスタジアムでedamame片手に声を上げて応援、
なんて姿も見られるとか。
古代中国から古の日本、そして海を渡りアメリカへ。
枝豆をつまみに、ひと夜のバカンスを楽しむのもまた楽しい。
さあ、おいしい夏へ旅に出よう。
2022年07月03日
イギリスの伝統的なデザート、糖蜜パイ。
小説ハリー・ポッターシリーズにもたびたび登場する、
主人公ハリーも大好きな一品。
糖蜜とは、白砂糖を精製するときにできるシロップで、
琥珀色でとろっとしている。
このシロップをパイ生地に流し込んで 焼きあげたのが糖蜜パイだ。
食べるときはアイスクリームやクロテッドクリームを添えて。
魔法がかかっていなくても幸せな甘さに包まれる。
2022年07月03日
都内に構える大人気店、パティスリー アサコイワヤナギ。
そのシェフパティシエール岩柳麻子が最初に目指したのは
じつは、パティシエではなく染織家。
どうすれば自分のテキスタイルを多くの人に見てもらえるか?
ふと、アイデアがひらめいた。
展示会に、おいしいお菓子とお茶を用意しよう
作品に添えられた、ちょっとしたデザートたち。
これが、パティシエ・岩柳麻子のはじまりだった。
2022年07月03日
鎌倉に本店を構えるショコラトリー「メゾンカカオ」。
ブランドのシグニチャーのひとつが「生ガトーショコラ」。
生を謳うのはその口どけのよさに由来する。
生ガトーショコラをつくりあげたのは
メゾンカカオの創業者、石原紳伍だ。
一般に、日本人の唾液の量は欧米人に比べて少ないといわれる。
そこで石原は日本人の口に合わせて
極限まで水分量を高めたチョコレートを試みるが、
高すぎる水分量は乳化のさまたげにもなる。
そのジレンマを解決するために石原は日本酒の発酵にヒントを得る。
そして、試行錯誤の末、水分量15%以上の
生ガトーショコラを完成させた。
口に含んだ瞬間、チョコレートがなめらかに溶けていく。
これからの季節は冷やしてもおいしいという。
2022年07月03日
食後のデザートに添えられる、デザートスプーン。
その名の通りデザートを食べるためのもので、
やや楕円に近い形をしている。
料理用のスプーンと間違わないように、
伝統的なテーブルセッティングでは
他のカトラリーと離して皿の上のほうに置かれるか、
デザートと一緒に運ばれてくるのが一般的。
甘いものは別腹。
そんな気分を高めてくれるスプーンかもしれない。