2022年07月03日
佐藤日登美
デザート 『シメパフェ』
締めのラーメンならぬ、締めのパフェ、
つまり「締めパフェ」は
札幌からはじまった食文化だそうだ。
食事やお酒のあと、
一日の最後を締めくくる「締めパフェ」
冷たいアイスや爽やかなフルーツが
膨らんだお腹にも心地いい。
「パフェ」はフランス語で”parfait「完全な」“を意味するスイーツ。
終わりよければすべてよし。
デザートがおいしければ、
一日が完璧なものだった、と思えるに違いない。
2022年07月03日
締めのラーメンならぬ、締めのパフェ、
つまり「締めパフェ」は
札幌からはじまった食文化だそうだ。
食事やお酒のあと、
一日の最後を締めくくる「締めパフェ」
冷たいアイスや爽やかなフルーツが
膨らんだお腹にも心地いい。
「パフェ」はフランス語で”parfait「完全な」“を意味するスイーツ。
終わりよければすべてよし。
デザートがおいしければ、
一日が完璧なものだった、と思えるに違いない。
2022年07月03日
わずかな計量ミスが命取りにもなる、デザート作り。
人気パティシエ・岩柳麻子は、楽しそうにこう語る。
自然界には逆らえません。
バターが手に入りにくいなら、
バターに頼らないお菓子を作ればいい。
こうじゃないといけない、という考えはありません。
「そのときに作れる一番おいしいもの」を出すことが、
常に一番の目標です。
ルールを作らないことが、彼女のルール。
2022年07月03日
人気パティシエ・岩柳麻子は、お客様との会話をいとわない。
そこから新作をひらめくこともあるという。
「その人が求める、その物の魅力を引き出す、
ケーキをカタチにしていきたい。」
そう願う彼女が立ち上げた
「パティスリーアサコイワヤナギ」のブランド名には、
こんな言葉が添えられている。
『notre inspiration,c’est vous.インスピレーションの始まりは、あなた。』
2022年07月03日
鎌倉に本店を構えるショコラトリー「メゾンカカオ」。
ブランドのシグニチャーのひとつが「アロマ生チョコレート」。
サイコロのような四角い形状は、
シンプルでありながらチョコレートらしさに溢れる。
それは、最小で最大を表現する禅の思想そのもの。
メゾンカカオ創業者の石原紳伍はそう語る。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
歌舞伎町は第二次対戦後に生まれた街。
それまでは角筈と呼ばれていた。
終戦後、焼け野原になったこの土地に
芸能施設をつくり繁華街にしよう、と考えたのが
当時の町内会の指導者、鈴木喜兵衛だった。
この構想は民間が主導する復興事業になり、
その一環として歌舞伎座の誘致を目指した。
それを受けて、
昭和23年4月1日「歌舞伎町」という町名が生まれた。
最初の計画によると
大劇場2、映画館4、お子さま劇場や演芸場、
ホテルや公衆浴場の建設まで含まれていたらしい。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
新宿はデパートの街、
というイメージがある。
かつて
デパートの屋上は、
遊具があるところも多く、
子どもたちは、屋上での遊びも
デパートに行く楽しみだった。
今、ほとんどのデパートの屋上は
ガーデンになっている。
夏は、もちろんビアガーデンだ。
新宿では、去年までの自粛が解けて
数年ぶりにビアガーデンを
再開している店もあるという。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
新宿には多くの劇場がある。
2000人近い観客を収容するオペラパレスから
100人足らずの小劇場まで。
演劇の劇場だけでなく、
昭和21年に誕生した落語の寄席、
駅ビルの最上階にある常設のお笑いの劇場も。
食事や買い物もいいけれど、
笑いたければ、泣きたければ、
そして感動を味わいたければ新宿へ行く。
選択肢が多いのも新宿の魅力。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
2015年4月11日、
新宿にゴジラが現れた。
TOHOシネマズ新宿が開館し、
その8階テラスから、ゴジラが顔を出している。
時おり吠える声が響いてくる。
このゴジラは新宿区の住民として特別住民票が交付され
新宿の魅力を世界に発信する 観光特使にも任命された。
当時の東宝株式会社の取締役市川氏は
「これを機に新宿を再び映画の街に」と語った。
新宿東口を出て、ゴジラを見ながらまっすぐ行くと、
映画館に到着する。
映画を見る楽しさも演出している。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
TOHOシネマズが誕生する前年、
閉館してしまった歌舞伎町ミラノ座。
その跡地に、
2023年春、東急歌舞伎町タワーが完成する。
地上47階、地下4階、
新宿の中でも最高層のタワーになる。
映画館と劇場、巨大なライブホール。
そしてそれらの施設と直結するホテル。
かつてのエンタテインメントの街の魅力を
胸を張って再現するかのように、
聳え立つタワーになる。
2022年07月02日
新宿、さまざまな魅力を持つ街。
「深夜食堂」は新宿の花園界隈の路地裏にある小さな飯屋。
と言っても漫画の話である。
作者は阿部夜郎。
2006年からの連載で、2010年には日本漫画家協会賞の
大賞を受賞している。
深夜食堂のマスターは左目に傷がある。
本名も経歴も一切不明で、午前0時に店を開ける。
営業時間から想像できるが、
この店の常連は新宿で働く人が多い。
深夜食堂は、材料さえあればどんな注文にも応えてくれる。
甘い卵焼き、赤いタコ足のウインナ炒め、冷汁(ひやじる)
きんぴらに肉じゃが。穴にキュウリを入れた竹輪。
そういえば、チーズの入った竹輪の磯辺揚げもあった。
深夜食堂で出てくる料理に贅沢なものはない。
郷愁を誘うものが多い。
魚肉ソーセージ。
目玉焼きをのせて青のりをかけた焼きそば。
単なるバターライス。
隣の客が食べていれば自分もひと口食べたくなるような料理は
とても多い。
漫画の読者も同じ気持ちになるらしく
深夜食堂の料理本まで出版されている。
気取りを脱ぎ捨てた人たちが集まる深夜食堂。
新宿の入り組んだ裏道を歩くと、
深夜食堂がどこかにあっても不思議ではない気がしてくる。