2022年05月21日

執筆者河田紗弥

Photo by Waldo Jaquith

おいしく召し上がれ。『ドーナッツの秘密』

迫害を受けたイギリスの清教徒たちが、
メイフラワー号で新大陸を目指す途中に立ち寄ったオランダで、
円形の揚げ菓子の上にクルミがのせられた
オーリクックという揚げ菓子に出会った。

やがて、このお菓子がアメリカに渡ったが、
クルミが手に入らなかったため、
クルミの代わりに中心に穴を開けて作られたと言われている。

それが今のドーナッツのはじまりだ。
生地を意味する「Dough」と木の身を意味する「Nut」、
誕生の秘密を知ると、ドーナッツという名前にも納得がいく。

普段、なにげなく食べている食べ物もスイーツも。
全部に歴史がある。

その歴史を知ると、
もっともっとおいしく感じることができるかもしれない。

さあ、おいしく召し上がれ。

2022年05月15日

執筆者蛭田瑞穂

家族 #family

Instagramで「family」というハッシュタグを検索すると
4億以上の写真がヒットする。

家族全員の記念写真や夫婦のツーショットはもちろん、
生まれたばかりの赤ちゃんやペットの愛犬まで、
さまざまな家族の姿を見ることができる。

今、この瞬間もきっと、
家族との大切な時間を残すために、
誰かがシャッターを押している。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者佐藤日登美

Photo by Thomas Millot on Unsplash

家族 『リトル・ミス・サンシャイン』

7歳の娘のため、家族みんなで 
800マイル先の美少女コンテストへと向かうロードストーリー。
映画『リトル・ミス・サンシャイン』。 
 
ちょっとぽっちゃりな娘。 
沈黙することを決めた息子。 
自殺未遂をした叔父。 
ヘロイン中毒の祖父。 
ビジネスに失敗する父。 
平常心を保とうとする母。 
 
彼らを乗せて、
オンボロのフォルクスワーゲンは走る。 
でこぼこな家族の姿がどこか滑稽で、
どうしようもなく愛おしい。 

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者森由里佳

Photo by Rodolfo Quirós from Pexels

家族 ひかりのあるところ 

詩人、おーなり由子の作品「ひかりのあるところ」に、
こんなフレーズがある。

うまれたとき
はじめに出会うのはひかり
あかちゃんは
まぶたの奥で思う
ーここは
 ひかりのあるところ! 

あかちゃんはやがて知る。

目を細めて見つめるそのひかりよりも大きな、
家族というひかりがあることを。

その家族にとって、自分が
かけがえのないひかりであることを。

さまざまな家族の形がある時代。
どんな形にせよ、
互いをひかりと感じて生きていく。
それが、家族ということなのかもしれない。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者蛭田瑞穂

Photo by atacamaki

家族 家族とは

昨年、ある生命保険会社が全国の男女2000人に
家族愛に関する調査をおこなった。

「自分にとって家族とは」という質問に対し、
3番目に多い答えは「助け合える存在」。
2番目は「安心できる存在」。
そして、もっとも多かったのは「心の支えになる存在」。

あなたにとって家族とはどんな存在だろう。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者蛭田瑞穂

Photo by atacamaki

家族 父親の育児休暇

2019年、ユニセフが発表したレポート。
『先進国における家族にやさしい政策』。

その中で父親の育児休暇制度が
充実している国として日本を挙げた。

育児のために6ヶ月以上の有給休暇を
整備している唯一の国だという。

家族との時間。
それはかけがえのない時間。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者佐藤日登美

Photo by natsuki on Unsplash

家族 『海街ダイアリー』

2019年、ユニセフが発表したレポート。
『先進国における家族にやさしい政策』。

その中で父親の育児休暇制度が
充実している国として日本を挙げた。

育児のために6ヶ月以上の有給休暇を
整備している唯一の国だという。

家族との時間。
それはかけがえのない時間。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者佐藤日登美

Photo by Markus Spiske from Pexels

家族 『ワンダー 君は太陽』

映画『ワンダー 君は太陽』の冒頭は、
オギーが小学5年生にして初めて、
学校の門をくぐるところから始まる。
 
生まれもった障がいのため、顔がほかの子と違う。 
手術を何度も繰り返してきたから、学校にも通ったことがない。  
これから起こることを案じ、心配そうに見守る家族。 
 
父親が、オギーに向かって言う。 
「孤立しても、お前は一人じゃない」 
 
そう、家族はいつだって味方でいてくれる。

今日は国際家族デー。

2022年05月15日

執筆者森由里佳

Photo by Omar Lopez on Unsplash

家族 ずうっと生きてってごらん

詩人、谷川俊太郎は、
孫への詩の中で、こうささやく。

お前さんもいつかはばあさんになる。
それは信じられぬほどすばらしいこと。
うそだと思ったら、ずうっと生きてってごらん。

家族のいう ずうっと生きて。
は、 ずうっと幸せでいて。
に聞こえてきます。

今日は国際家族デー。

2022年05月14日

執筆者波多野三代

Photo by Klaus Nielsen from Pexels

〜食は地球を回す〜 ヒッチコックと卵

ヒッチコックが嫌った食べ物は、卵。

「私は卵が怖い。あの穴のない白い球体。
割れて黄色の液体が流れ出るのを見る以上に
恐ろしいことはない。」

そんな彼は、その嫌いな卵を映画に度々登場させた。

ガラスにぶつけられ、
時にはナイフで真っ二つに。
“白い恐怖”ではこんなセリフ。
「コーヒーを淹れます。卵入りの。」

もしもヒッチコックに好き嫌いがなかったら、
名シーンは、また違うものになっていたかもしれない。

〜食は地球を回す〜