2022年05月08日
長谷川智子
薔薇の季節 “情熱の薔薇”
ブルーハーツ「情熱の薔薇」
甲本ヒロトは歌っている
「答えはきっと奥の方、
心のずっと奥の方」
何が正義で、
何が真実で、
何が永遠かよくわからない世の中だけど。
情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせれば、
答えはきっとそこにある。
2022年05月08日
ブルーハーツ「情熱の薔薇」
甲本ヒロトは歌っている
「答えはきっと奥の方、
心のずっと奥の方」
何が正義で、
何が真実で、
何が永遠かよくわからない世の中だけど。
情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせれば、
答えはきっとそこにある。
2022年05月08日
池田理代子の名作漫画「ベルサイユのばら」
激動のフランス革命を生きるヒロインたち。
男装の麗人、近衛隊長のオスカル、
フランス王妃マリーアントワネット、
下町の娘、ロザリー
運命に立ち向かい
気高く、強く、人生を咲かせる美しいばら。
歴史に翻弄されるだけの弱い存在ではない。
そして今、この瞬間も、
世界のどこかでばらは凛々しく花開く。
2022年05月08日
映画「美女と野獣」
傲慢な王子は、魔女の呪いで野獣に変えられる。
一輪のバラが枯れるまでに、
誰かを愛し、愛さなければ
永遠に元に戻れない。
「愛してる、愛してない」
心を占うように、一枚また一枚と散る花びら。
すべての花びらが落ちたとき、
ヒロインベルと野獣はやっと互いの愛に気づく。
そして、奇跡が。
いばらの道は、きっと真実の愛への道。
2022年05月08日
ベッド・ミドラーの名曲「The Rose」。
それは、辛い人生を送る者への、愛にあふれたメッセージ。
厳しい冬の雪の下でも
種は、太陽の愛を浴びて
春、バラの花が咲く。
さあ、
薔薇の季節がやってくる。
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
午前中の図書館。
人も少なく、静かなひととき。
ゆっくり本棚を巡ると
読んだことのない気になるタイトルに
出会う。
調べ物ならインターネットでじゅうぶん。
けれど図書館の居心地の良さは、
インターネットにはない。
5、6冊手にとって
パラパラとページをたぐる。
なぜ今日の自分はその数冊を手にとったのか?
その理由を考えてみるうちに
意外な自分に出会えたりして、おもしろい。
本を読まなくたって、
図書館は楽しめるのだ。
図書館を読みなおそう
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
近い未来、
たとえば一枚のタブレットに
世界中の本がインストールされて
いくらでも読み放題になったとしても
人は図書館に、きっと行くだろう。
図書館には、
いい本との出会い方があるから。
多すぎることは
幸せなこととは限らない。
限られた数の中で探すからこそ
運命の一冊に出会えるのだ。
図書館を読みなおそう
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
カステラをつくるねずみ。
冒険するヤギ。
誰かが落とした手袋にすむうさぎ。
絵本の中では
野菜やおばけ、
ただの丸や四角もいきいきと動き出す。
たった数ページの中に広がる
さまざまな世界。
船でも飛行機でも行けないどこかへ
絵本は連れて行ってくれる。
図書館を読みなおそう
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
ここは知識の宝庫。
街の歴史、
卵のレシピ、
確定申告の仕方だって
わかってしまう。
怪獣の育て方、
竪穴式住居の作り方、
妖精の名前、
あの名画に隠された秘密。
役に立つ知識も役に立たない知識も
飲み込んで味わう。
なんとも人間らしい営み。
図書館とは
とても贅沢な娯楽なのだ。
図書館を読みなおそう
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
海の向こう、
ニューヨーク公共図書館の運営は、少し変わっている。
市からの助成金が半分。
もう半分は市民からの寄付。
だからこそ、市民の声に耳を傾ける。
本はもちろん、美術品の展示や、インターネット教室など。
たくさんの人に愛されるための工夫がなされている
図書館は、どうあるべきか。
より良くするために、何をすべきか。
市民も考え、意見を出す。
風通しのいい自由な運営には、学ぶことが多い。
図書館を読みなおそう
2022年05月07日
図書館がある街は、いい街だ。
ある建築家はいった。
「書物の森をつくりたい」
そうして生まれたのが、
武蔵野美術大学図書館
渦巻き状にぐるぐると本棚が
配置されている。
この図書館は迷子になりやすい。
でも迷ったそのさきで
思ってもみなかったすてきな本と出会えたりする。
なんでも検索なこの時代、
森を歩くように
図書館を散策してみるのもよいだろう。
図書館を読みなおそう