2023年11月12日
森由里佳
珍しい果物 「コーヒーチェリー」
コーヒー豆のもとになる、真っ赤なコーヒーチェリー。
栄養価が高いにも関わらず生産過程で捨てられるその果肉と果皮は、
なんと年間東京ドーム21個分ともいわれている。
実は、果肉を乾燥させたものはカスカラと呼ばれ、
シロップやお茶などにして楽しめる。
日本でも、カフェで見かけることがある。
カスカラという言葉を見かけたら、
ぜひお試しを。
2023年11月12日
コーヒー豆のもとになる、真っ赤なコーヒーチェリー。
栄養価が高いにも関わらず生産過程で捨てられるその果肉と果皮は、
なんと年間東京ドーム21個分ともいわれている。
実は、果肉を乾燥させたものはカスカラと呼ばれ、
シロップやお茶などにして楽しめる。
日本でも、カフェで見かけることがある。
カスカラという言葉を見かけたら、
ぜひお試しを。
2023年11月12日
中国・北宋時代の詩人、王安石(おうあんせき)。
彼が呼んだとされる、ザクロの花の詩がある。
一面の緑なす草むらの中に咲く、一輪の赤いザクロの花。
人の心を動かす春の景色は、多ければよいというわけではない。
緑が広がる中に、赤い花がひとつだけ。
この詩が、「紅一点」という言葉の由来になったとも言われている。
2023年11月12日
東南アジアで愛されている果物、ドリアン。
「硫黄のような匂い」とも称される強烈な匂いで知られている。
実は、実際に揮発性の硫黄化合物を管理する遺伝子を持っているのだとか。
遺伝子解析したシンガポールの研究チームは、
将来的には匂いを発しないドリアンの開発も可能、という見方をしている。
とはいえ、あの匂いがあってこそのドリアン。
刺激臭がなくなってしまったらちょっと物足りないかもしれない。
2023年11月12日
パッションフルーツのパッションは
じつは「情熱」という意味ではない。
パッションの名はパッションフルーツを実らせる
トケイソウの花がキリストの受難を象徴する形に
見えることに由来する。
つまり、パッションフルーツのパッションは
「キリストの受難」という意味。
2023年11月11日
今日11月11日はチンアナゴの日。
チンアナゴとはウナギ目アナゴ科に属する海水魚。
琉球諸島や伊豆半島の太平洋岸に生息している。
細長い体は30センチから、種類によっては70センチほどのものも。
海底に細長い縦穴を掘り、体を潜ませ、頭から数センチだけ外に出す。
その姿、まるで海の底に立っているみたい。
数字の1が並んでいるよう。
というわけで、11月11日はチンアナゴの日。
チンアナゴは海の底で何をしているのか?
なんと、流れてくるエサを待っている。
ただひたすら待っている。
2023年11月11日
今日11月11日は、お箸の日。
漢字の一を縦に4つ並べると、
食卓に2膳のお箸が並んだみたい。
箸は約3000年前の中国で使われ始め、アジアの国々へ広まった。
現在、日本、台湾、韓国、北朝鮮、チベット、
タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、シンガポールで使われている。
世界の人口の28%、
ナイフフォークを使う人とほぼ同じ数の人間が
今日もお箸で食事をしている。
2023年11月11日
今日、11月11日はサッカーの日。
サッカーのひとチームが11人とルールで決められたのは、
1897年。
サッカー発祥から約20年たっている。
ルールが決まる以前は、試合ごとに人数が決められた。
15人対25人、なんて試合もあったとか。
11人に決まった理由は
有力チームの選手が11人だったから、とか
フィールドの広さに11人がちょうどよかったから、
とか諸説ある。
このルールができてゲームが楽しくなったのは
間違いないだろう。
2023年11月11日
今日11月11日は、折り紙の日。
世界平和記念日にちなんでのこと。
広島に原爆が投下されて10年後。
被爆による白血病で、12歳の少女がこの世を去った。
彼女は、病の床で、折り紙の鶴を折り続けた。
早く元気になりますように、と願いながら。
広島平和記念公園にある原爆の子の像には、
毎年数千万羽の折り鶴が、世界中から送られてくる。
戦争反対と平和への祈りを込めて。
一枚の紙から、なんでも作れる折り紙。
平和な世界も作り出せるだろう。
2023年11月11日
今日、11月11日は麺の日。
数字の1を細長い麺になぞらえた。
しかし麺はいつも長い、とは限らない。
宮城県白石市(しろいしし)の白石温麺(しろいしうーめん)は、
長さ9センチ。
江戸時代、馬の背に乗せて殿様の元へ運ぶとき、
途中で折れないように、と短くしたのだとか。
白石温麺、ずるずるっと麺をすする醍醐味はないが、
子どももお年よりも食べやすい。
野菜たっぷりのとろみのついた汁に麺をいれて煮込む
「おくずかけ温麺」は、地元のソウルフード。
これからの寒い季節、体も心もあたためてくれる。
2023年11月11日
今日11月11日はベースの日。
縦に並んだ4つの棒を、楽器のベースの弦に見立てている。
1960年代~70年代、アメリカ、
キャロル・ケイというスタジオミュージシャンは
1万曲以上のレコーディングに参加し、ベースを演奏した。
ザ・ビーチボーイズの「Good only Knows」
映画「ゴッドファーザーのテーマ」など。
さらに彼女が出版した教則本で
スティングほか、そうそうたるベーシストが演奏を覚えたという。
まさに、音楽のベースを支え続ける女性がいる。