2023年06月17日

執筆者長谷川智子

おいしい映画 「デリシュ」

映画「デリシュ」は、
フランス革命前夜
貴族も庶民も一緒に入れるレストランが生まれるまでの物語。

レストランのスペシャリテは
じゃがいもとトリュフの重ね焼き
名付けて「デリシュ」。

あまりのおいしさに、貴族も庶民も店にかけつける。
身分の区別なく食事ができる時代がやってくる。
おいしいフランス革命、ご堪能あれ。

2023年06月17日

執筆者長谷川智子

Photo by Soem Live

おいしい映画 「ショコラ」

チョコレートは、幸せをもたらす魔法の食べ物だと、
教えてくれるのが映画「ショコラ」。

主人公ヴィアンヌは、チョコレートショップの店主。
秘伝のレシピで、お客の悩みに合うチョコをつくる。
宝石のように美しい一粒。
食べると、自信がわいたり、夫婦喧嘩がなくなったり。

いろいろある人生、
時にはチョコレートの甘い魔法を信じてみよう。

2023年06月17日

執筆者長谷川智子

Photo by Alexandra E Rust

おいしい映画 「食べて、祈って、恋をして」

「食べて、祈って、恋をして」
ジュリアロバーツ主演のアメリカ映画。
主人公は、失恋の傷を癒すために旅に出る。

まず、美食の国、イタリアへ。
アイスクリーム、ピッツアマルゲリータ、
生ハムとメロン、
大きな口で次々と平らげてから
彼女は次の目的地へ向かう。

元気がなければ、まず食ベればいい。
すべてはそこから始まるんだから。

2023年06月17日

執筆者長谷川智子

Photo by passer-by

おいしい映画 「デリカテッセン」

フランス映画「デリカテッセン」。
タイトルから、グルメ映画だと勘違いしてはいけない。

舞台は近未来のパリ。
食べ物を奪い合うまちで
なぜか商売を続けている肉屋、デリカテッセン。
なぜか住人たちは肉屋の主人に頭があがらない。
なぜかこのまちに新しい住人はすみつかない。
なぜか。

1人の青年が肉屋にやってきた。
大歓迎の肉屋と住人。お目当ては青年の、、、

ハラハラドキドキするストーリーに、
おなかがすくかもしれません。

2023年06月17日

執筆者長谷川智子

Photo by jaronbrass

おいしい映画 「レミーのおいしいレストラン」

アニメ映画「レミーのおいしいレストラン」の主人公は
料理上手のネズミのレミー。
得意料理は、ラタトゥイユ。
夏野菜をトマトやハーブで煮込むフランスの家庭料理。

一口食べれば
高級レストランに訪れたお客たちのフォークが止まらなくなる。
みんながふるさとの景色、マンマの笑顔を思い出して笑顔になる。

胃袋と心をつかむのは、
どこの国でも、おふくろの味なのかも。

2023年06月17日

執筆者長谷川智子

おいしい映画 「シェフ三ツ星フードトラック始めました」

ジョン・ファヴローが監督、主演した
アメリカ映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、
グルメ映画の最高峰。

ロサンゼルスの一流レストランの料理長カールは、
とあることから、店をやめ
キューバサンドイッチを売るフードトラックで、旅することに。
相棒は、息子のパーシーと、アシスタントのマーティン。

フロリダの労働者のソウルフード、キューバサンドイッチも
一流シェフの手にかかれば、絶品グルメに変わる。
カールのフードトラックは行く先々で大人気。

手狭なトラックの厨房で
パンに肉やチーズを挟み、手際よく鉄板でロースト。
カリッと焼けたサンドイッチをカットすれば、チーズがトローッと溶け出す。
香ばしい香りまで漂ってくるような調理シーン。
ナイフを捌く手つきもプロ顔負け。

それもそのはず。
料理監修をしたのは、本物のフートドラックのシェフ
ロイ・チョイ。
ファブロー監督が、別の映画の撮影現場で彼の料理に魅了され依頼した。
エンドロールには
ロイ・チョイに料理指導を受ける監督の姿も映しだされる。

監督のもと、様々な個性と才能が集まってできあがる映画は、
シェフが様々な材料の個性を活かして作る料理に例えられることがある。
「シェフ三ツ星フードトラック始めました」は、
まさに、様々な個性が集まったおいしい一皿だ。

2023年06月11日

執筆者澁江俊一

ことわざ世界紀行 「アルメニア」

ことわざを知れば、
知らない国が近くなる。

「良いことをしたら、水に流せ。」

これは、アルメニアのことわざ。

日本ではよからぬことを水に流すけれど、
この国ではそれが逆さまになる。

いいことに見返りがあると思うな。
見返りを求めず、いいことをしなさい。

国を追われ、さすらいの商人として
世界各地に離散したアルメニア人が、
未来に残したかった深い教訓だ。

2023年06月11日

執筆者澁江俊一

ことわざ世界紀行 「タイ」

ことわざを知れば、
知らない国が近くなる。

「仏像の背中に金箔を貼る」

これは、微笑みの国タイのことわざ。

仏教の国であるタイ。
金色に輝く巨大な仏像を
思い浮かべる人も多いだろう。

誰もが少しでも
目立ちたくて競い合う現代社会。
仏様の顔にばかり
人々は金箔を塗りたがる。

けれど、目の届かない背中で
ひそやかに徳を積む人もいる。
その尊い行いを仏様は
きっと見ていてくれるはず。

2023年06月11日

執筆者澁江俊一

Photo by *TatianaB*

ことわざ世界紀行 「フィンランド」

ことわざを知れば、
知らない国が近くなる。

「楽しい人には草も花、いじけた人には花も草」

これは、フィンランドのことわざ。

幸福度世界一の国フィンランドには
SISU(シス)という言葉がある。
寒さの厳しい北欧の自然に耐え抜くだけでなく
ロシアの隣国で脅威にさらされながら
戦争にも負けずに耐え抜いた
フィンランド人の魂の強さを表した言葉だ。

この強さの根っこには
どんな逆境でも
自分の心しだいで楽しみは見つけられる
というフィンランド人の
確かな自信がある。

たとえ苦しい状況でも
いじけることなく、
草を花のように美しいと思える、
そんな心を忘れずにいたい。

2023年06月11日

執筆者澁江俊一

ことわざ世界紀行 「エチオピア」

ことわざを知れば、
知らない国が近くなる。

「ヒョウの尻尾をつかむな。でもつかんだら離すな」

これは、エチオピアのことわざ。

ほとんどの土地が
ヨーロッパの植民地になったアフリカ大陸で
ほぼ独立を保ち続けた国エチオピア。

大国にも屈しなかった理由は
大きな危機と向き合った時に
どう振る舞うべきかを
知っていたからかもしれない