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古川裕也 2024年5月19日「彼は彼女を。彼女は彼を。」

彼は彼女を。彼女は彼を。

         ストーリー 古川裕也
            出演 地曳豪

彼女は、今、ジョナサン・スイフト精神病院にいる。
3歳の頃から集めている、飛行機雲のコレクションの展示会を
ジョナサン・スイフト市民ホールで催したいと、
ジョナサン・スイフト市役所に申しこんだためだ。
彼女によれば、飛行機雲が現れ、形が完成した瞬間にライフルで撃ち落とす。
地上に落ちてきた飛行機雲をその場で血抜きして冷凍保存。
これがいちばんきれいに雲をコレクションする方法だという。
そうして集めた飛行機雲は全部で868個。
いちばん古いのが、ハノイで採集された全長50メートルにもおよぶ
あかね色の飛行機雲。
いちばん新しいのが、ナパヴァレーで採集された渦巻き型の飛行機雲だ。

残念ながら、この話を信じた市役所職員はいなかった。
心神喪失かどうかの判断に絶対的基準はない。
ひとつの決定的行為によってではなく、
たいていの場合、絶対ではないが疑わしい行為の積み重ねによって判断される。
狂気のマイレージのようなものだ。
ジョナサン・スイフト市役所職員は職務に忠実なことに、
ジョナサン・スイフト精神病院に通報した。
彼女の場合、これが既に、3度目の入院で、
今回の主治医はミッシェル・フーコー先生だった。
先生は、必ずしも心神喪失とは言い切れないが少し入院して様子を見ましょう。
と言いながら、カルテにははっきり、心神喪失と書き込んだ。

彼は彼女を見舞いにやってきた。朝晩欠かさずに。
彼女の夫は、要するにハリソン・フォードのような顔で、
たいていの人に好意を抱かせる種類の人間だった。
その彼に、彼女はひどくつらくあたった。
“あのナブラチロワとかいう女とまだつきあってるのね”とか、
“わたしに無断でなぜポルシェ968を買ったのか”とか、
“歯医者の受付のチャスラフスカとできてるのを知らないとでも思ってるの”とか、
内容は他愛ないのだけれど、
それが、彼の髪の毛を引っ張りながら病院の庭を3周しながらとなると、
良し悪しは別として、確かに人目についた。
言うまでもないことだが、
彼には彼女に対する愛はまったく残っていなかった。
彼は今、全知全能を傾けて膨大な量の浮気をしていた。

去年の夏、彼女は空に向ってライフルを乱射していた。
彼女としては、飛行機雲を撃とうとしているつもりだが、
傍目にはどう見ても、飛行機を撃ち落とそうとしているようにしか見えなかった。
居合わせたジョナサン・スイフト市役所職員の通報により、
すぐジョナサン・スイフト病院に入院した。
それが彼女にとって最初の入院だった。
見舞いに来た夫には、“5年前に一度別れたジークリンデとかいう女と
またつきあいはじめたでしょ”と罵声を浴びせた。
そのときの主治医はロラン・バルト先生だった。
先生は、必ずしも心神喪失とは言い切れないが少し入院して様子を見ましょう。
と言いながら、カルテにははっきり、心神喪失と書き込んだ。

今年はじめ。ルキノ・ヴィスコンティ航空でミラノに行くとき、
彼女は、飛行機雲を素手で獲ろうとして
旅客機の窓をハンマーで叩き割っているところを取り押さえられ、
そのままジョナサン・スイフト病院に入院した。
見舞いにやってきた彼に、“あなたが今夢中なブリュンヒルデとかいう女は
そもそも男なのよ”と言い放ってから殴りつけた。
そのときの主治医は、フェリックス・ガタリ先生だった。
先生は、必ずしも心神喪失とは言い切れないが少し入院して様子を見ましょう。
と言いながら、カルテには、はっきり、心神喪失と書き込んだ。

この国の行き過ぎた福祉政策のおかげで、
ジョナサン・スイフト精神病院では極めて快適な暮らしを送ることができた。
3食とも明らかに彼女のふだんの食生活よりも豪華かつヘルシーだった。
そこには、無限の時間と完全な自由があった。
そもそも精神病院では、自分がなりたいと思う人間になることができる。
医者に向かって、ファッキンと言いたければ言えばいいし、
セクシーなインターンの前でいきなり裸になってもかまわない。
正常だとここにいられないわけだし。

彼女が、2週間ほどの入院と半年くらいのふつうの生活とを
繰り返していることは、
町中のひとは、もう、おおよそ知っていた。
そろそろだわ、と、彼女は思った。

やっぱり日曜がいい。それも午後2時くらい。
みんなが集まるジョナサン・スイフト広場。
彼女は彼と腕をくんで歩く。まるで、ほんとは仲がいいかのように。
知った顔がたくさんいる。
みんな彼女を見かけると少し不安そうな表情を浮かべた後、会釈を交わす。
今日は大丈夫そうだ、と思いながら。
そのとき、彼女は、“あ。飛行機雲”と叫び、銃を取り出す。
それを空には向けず、そのまま、彼の方へ向ける。
すぐ、撃つ。再び、撃つ。もう一回、撃つ。
まるで、広場にいるみんなに見せるかのように、
なんだか説明的なゆったりとした動きで。
誰が殺し、誰が殺されたか、みんな知っている。
けれど、誰も、その殺人者を捕まえることはできない。
罪に問うことはできない。

心神喪失は、数字だ。
彼女は、2週間ずつ過去3度精神病院に入っていたことがある。
心神喪失は、多数決だ。
ジョナサン・スイフト裁判所が精神鑑定を依頼するのは、
ミッシェル・フーコー医師。ロラン・バルト医師。
フェリックス・ガタリ医師の3人。

彼女は、微笑んだ。銃を持ったまま。
これから、1年くらい、大好きなジョナサン・スイフト病院で暮らせる。
たまった本を読もう。好きなだけ音楽を聴こう。
彼女には、無限の時間がある。何をしてもいい自由がある。
それは、愛する彼と引き換えに、手に入れたものなのだ。

出演者情報:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/profile.html

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「さくら」久世星佳

「さくら」

久世星佳

この時期特有の荒天が明けて
桜の花はどうなったかな・・
との思いに耽る晴天の午後。

今年の東京は
日の光を存分に浴びた
柔らかな桜色を愛でる時が
殊の外短かかったような気がする。

寒さで震え、貧血でも起こしてるんじゃ?

そんな気さえしてしまう
儚さに輪をかけた色白の桜。

それでも
目に入れば見上げていた。
道行く人々も
同じように見上げていた。

こんなに見上げられる花は
そうそう無いだろう。

がんばれ

そんな声が
あちらこちらから
聞こえる気がした。

出演者情報:久世星佳

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一倉宏 2024年5月5日「ちいさな旅人」

ちいさな旅人
                      
   ストーリー 一倉宏
      出演 大川泰樹

その旅は私のささやかな そして曖昧な 自慢話だ

小学5年生になる春休みに はじめて長距離のひとり旅をした
電車を乗り継いで 関東のある街から 関西のある街まで
乗り換えは 上野 東京 そして京都 の3回
新幹線を京都で降りて 無事 叔母の住む街に向かうローカル線に乗った

平日の午後 乗客はまばらとはいえ 無人のボックスはなかったのだろう
私は車内を見渡し 窓際に白髪のそのひとのいる席の向かいに座った
おそらくは ちいさな会釈をして

いま知っていることばでいえば 「気品のある老紳士」
当時に知っていることばでいえば 「ちょっとかっこいいおじいさん」は
こころよく 小学生の私を迎え入れてくれた
なんだか・・・ どこかで見たような 頭のよさそうなおじいさん

2駅めも過ぎた頃だったと思う なにかの本を読んでいた私は 
向かいの そのひとに話しかけられたのだった
「本は 好きですか?」
決して口数が多いというタイプには思えない そのひとは
線路沿いの踏切が通り過ぎるあいだに ぽつりぽつりと私に話しかけた

「学校は 楽しいですか?」

いまでは 多くの悪口をいわれる「戦後民主主義教育」だけれど
すくなくとも 私の受けた学校教育はそんなものではなかった
それは 「希望」とか「理想」とか まっすぐに語るものだったから 
私はそれを 「大好きだ」と答えたと思う

そのひとはよろこんだ そして
「どの科目が好きですか?」 と 尋ねた

私はすこし考えて そして 2つに絞った
「国語 と 理科」
そう答えたら そのひとの眼が きらりと光ったことを忘れない

「そうですか・・・
 私もこどものころから 両方好きでした
 私は ずっと理科の勉強を専門にしてきましたが・・・
 どちらも すばらしい・・・
 そして はてしない
 ・・・宇宙も ・・・ことばも」

誰だったと思う?
その 向かいの老紳士は 誰だったと思う?

「どちらに進むにせよ
 ぼっちゃん がんばって勉強なさい」

そういって そのひとは 私の頭をなで 次の駅で降りた
そのひとは・・・ もしかして・・・

湯川秀樹博士 だったのではないか と思うのだ

その旅は私のささやかな そして曖昧な記憶の 自慢話だ
私の憧れが 勝手につくった思い出話でない限り

そのひとは素敵だった まっすぐに「未来」を語った

あの頃のこどもたちが みんな好きだった
「湯川博士」よ そして 「希望」よ 「理想」よ 「平和」よ
いつのまにか この時代のローカル線は・・・

どこへゆく?



出演者情報:大川泰樹 03-3478-3780 MMP所属

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田中真輝 2024年4月28日「上申ステップ」

上申ステップ

   ストーリー 田中真輝
   出演 大川泰樹

長い会議が終わり、
経営層に上申するための、来年度の戦略方針案がまとまった。
口々に、やれやれ、じゃあまた、などと言いながらも、
やっと熱気がこもった会議室を出ていく参加者たち。
その顔には、濃い疲労の陰だけではなく、互いの利害を調整し、
なんとか着地できたという満足感と開放感が滲んで見える。

いい気なものだ、と山本は思う。
そう、戦略本部課長補佐、山本シゲル49歳の仕事はここから始まるのだ。
山本の仕事は、現場会議でまとめられた方針案が
スムーズに承認されるために必要なステップを踏むことにある。
もちろん、承認プロセスは、今はやりのDXによってワークフロー化され、
承認権限を持つ管理職、経営層が順に承認していけば、
自動的に完了されるようになっている。
だが、ことはそう簡単ではない。
デジタル化され、体温の抜け落ちたパソコン画面の奥には、
暑苦しい人間関係が蠢いており、
往々にしてワークフローはシステムエラーではなく、
その軋轢によってストップするからだ。

だから山本は今日も、承認権限をもつ者の間を軽快なステップで駆け巡る。
戦略本部長と戦略推進委員会事務局長は同期でたいへん仲が悪い。
その間を、素早いスピンターンを駆使して往復する。
いがみ合う両者の承認を無事取り付けたら、
次は業務推進本部長のもとへランニングマンステップで駆けつけると、
長い愚痴をリズミカルな相槌で切り抜ける。
その姿はまるで頭のアイソレーションのようだ。
ついに承認を取り付けた山本は、
素早いステップバックからのサイドウォークで
滑るように社長秘書のもとへはせ参じ、ご機嫌を伺いながら、
隙をみてブロンクスステップからのウインドミルで書類を手渡し、
見事、承認をゲット。
ここぞの大技で、影で糸を引く大物を攻略したら、
あとはキレのあるシャッフルステップで
社長のイエスマンたちを魅了するだけだ。
こうして山本は、承認権を持つ人々の中で鮮やかに踊り続ける。
行って来い、行ったり来たりは日常茶飯事、
大切なことは、とにかくステップを止めないこと。
あっちへこっちへと淀みなく立ち回ることこそ、わが職分と自覚している。

そうして踊り続けるうちに、承認を得るというプロセスは目的化され、
ステップは複雑化し、スキルは研ぎ澄まされていく。
そして、プロセスの結果として何がもたらされるのかという、
本来あったであろうゴールは連続するムーブの中に溶けていく。
オフィスフロアをダンスフロアに変えながら山本は今日も踊り続ける。
パフォーマンスが続くステージの幕も、
社としての最終承認も、まだ降りない。
.


出演者情報:大川泰樹 03-3478-3780 MMP所属

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佐藤充 2024年4月21日「心が躍る」

心が踊る

    ストーリー 佐藤充
       出演 地曳豪

1週間働いたあとのお酒がこれだけしみるなら、
10年働いたあとのお酒はどれだけしみるのだろう。

想像する。心が踊る。

大学を卒業し、
今の会社に勤めて10年目になる。
1か月休暇を取ることにした。

心身の不調や育休や転職でもなく、
1か月休暇を取ると仕事関係の人たちに伝える。

過去に例がなく困惑させたが、
予想に反してみんな快く送りだしてくれた。
案外言ってみるものだなと思う。

この文章はタイのチェンマイで書いている。
数日前にいたラオスより涼しくて過ごしやすい。

毎日昼ごろに起きる。
ごはんを食べて散歩をする。
宿に戻り水浴びをして昼寝をする。
起きたら夕陽が見える場所へ移動する。
場所はなるべく風が気持ちいい外がいい。

ビール瓶を片手に橙色に染まる空を眺める。
どこの国のどの街にいても同じだ。

夕陽を見ながらビールを飲む。
この休暇で気づいたことがある。
一口目は必ず「ぷは〜」と言ってしまう。
そして一口目が1番うまい。しみる。
このための10年だった気がしてくる。

「とは言え〜」と「逆に〜」が頻繁に飛び交い、
右も左も上も下もわからなくなり、
平衡感覚が鍛えられる打ち合わせ。

上司に言わないから悩みなどあれば自由に教えてほしい、
と人事に言われたので素直に答えたら、
上司に筒抜けでC査定だった1年目。

深夜の撮影で近所の公民館のトイレを借りたら、
何者かに外から鍵をかけられセコムが作動し、
パトカーが何台もきたロケ撮影。

25時間ぶっ通しで続いた打ち合わせのときは、
心のなかでサライが流れていた。

2000人以上社員がいるのに20代のCMプランナーが自分1人で、
毎日が文化祭準備期間だった時期もあった。

あれもこれもこのためにあったのかもしれない。

ビールがうまい。
ビールの銘柄はその国のものと決めている。
ラオスではビアラオ。
タイではチャーンだ。

東南アジアのビールは薄いのでごくごく飲める。
ついつい飲みすぎてしまう。

もしかしたらなぜビールばかり飲むんだ。
ビール以外のお酒もあるじゃないか。
私はビールが飲めないからビールの話ばかりされたら不愉快だ。
という有難いご意見もあるかもしれない。

この10年で視聴者からの有難いご意見や、
SNSのどこの誰だかわからない声にも答えるようになった。

なので丁寧にお答えさせてもらう。
ビール以外の例えばカクテルだと甘すぎたり、
ハイボールだと炭酸が弱すぎたりなど、
当たり外れが多いのです。
その点でビールは間違いないのです。

夕陽がチェンマイの山の裏に沈みかける。
ピンクとブルーの混ざったクリーム色の空を
空港から離陸した飛行機が飛んでいく。
肌に触れる風が気持ちいい。
ビールがすすむ。

オレはこんなに忙しいのに
お前はなにをのんきにビールを飲んでいるんだ。
聞いているだけでイライラして不愉快だ。
若いうちはたくさん働け。
という有難いご意見もあるかもしれない。

この10年で視聴者からの有難いご意見や、
SNSのどこの誰だかわからない声にも答えるようになったのだ。

なので丁寧にお答えさせていただきます。
ほんとその通りです。
ぼくもこんな日々を1か月もしていたら、
社会復帰できるか不安です。
帰国後はしっかり労働させていただきます。
有難いご意見ありがとうございます。

気づくと夕陽は完全にしずんでいた。

代わりにチェンマイの空に
爪が浮かんでいる。

爪が空に浮いているはずないだろ、
というご意見ありがとうございます。
爪みたいな形をした三日月でした。

今夜もよく飲んだ。
足元に気をつけながら、
宿に戻って伸びた爪でも切ろう。

出演者情報:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/profile.html

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佐藤義浩 2024年4月14日「うれしいことがあったら」

うれしいことがあったら

   ストーリー 佐藤義浩
      出演 遠藤守哉

スーがうちに来たのは金曜日だった。
いつものように飲んで帰ってきた僕は
いきなりうちに犬がいて驚いた。
連れてきたのは娘だった。
動物病院でバイトしていた彼女が
引き取り手のないトイプードルをもらってきたのだ。
僕はそこそこ酔っ払っていて、
お、可愛いじゃないか、などと言いながら
そのトイプードルを撫でようとして、
いきなり手を噛まれた。
娘の話では、スーは元の飼い主から
かなり辛い扱いを受けていたらしい。
そのせいか、人には全く心を開かず
何匹かいた保護犬の中で最後の一匹になっていた。
そのときはすでに9歳で、このままだと処分される。
たまらず娘が引き取ってきたということだった。
誰が面倒見るのか、お決まりのやり取りの末、
スーはうちで暮らすことになった。
そしてこれもお決まりのごとく、
頑張って世話すると誓った娘ではなく、
結局は妻が面倒を見ていた。
僕はと言えばたまに散歩に連れて行くくらいで
初めのうちはなかなか言うことを聞いてくれず苦労した。
それでも数ヶ月、一年、二年と経つうちに
自分からリードを引っ張って散歩を急かすようになった。
スーは家の中でも走り回るようになった。
床にカチャカチャと爪の音を響かせて、
ソファに飛び乗ったり飛び降りたり、
少しは楽しいと思えるようになったのかなと思った。
それでも心の底から気を許してるというわけでもなく、
向こうから膝に乗ってくるようなことは決してなかった。
そんな毎日が続いて、いつの間にかスーも年を取り、
一日のほとんどを寝て過ごすようになっていた。
起きているのか、眠っているのか。
たまに寝たままで足だけ動かしていた。
野原を思いっきり駆け回ってる夢でも見てるのかもしれない。
それはまるでステップを踏んでいるようだった。
走りたいんだなと思った。
人がうれしい時に思わず踊り出しちゃうような
そんな気分なんじゃないかと思った。
結局スーは21歳まで生きた。
後日、スーが元いた動物病院の院長先生が 
「長生きさせてくれて本当にありがとう」と、
言ってくれた。
スーの一生が幸せだったのかどうか、
本当のところはわからない。
ただ今はずっとステップを踏むように
走り回ってるといいなと思うだけだ。



出演者情報:遠藤守哉

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