ストーリー

佐藤理人 2013年9月8日

「桜の引退宣言」

    ストーリー 佐藤理人
       出演 地曵豪

桜が突然、

「春に飽きた」

と言いだした。

やれ咲いた散ったと大騒ぎするくせに、
いざ咲いてみれば花そっちのけで
酒や団子に興じるニンゲンたちに、
つくづく愛想が尽きたというのだ。

これからはどこか人里離れた場所で、
ひっそりと自分のためにだけ咲こうと思う。
そう言って桜は、花びらをハラハラと散らした。

桜の、この突然の引退宣言に植物界は騒然となった。

映画やドラマの使用料、CMの契約料、
歌詞の印税、お菓子をはじめとする
名物へのグッズ展開…。
春を代表する花になれば
莫大な富が転がり込んでくる。
このチャンスを逃す手はなかった。

後継者の発表は一週間後。
春を担うのに最もふさわしい植物を
季節に関係なく、桜自らが指名することになった。

もしかしたら自分が
日本で最も愛される植物になれるかもしれない。
我こそはと多くの草木や花が色めきだった。

次の春のトップ季語は誰かを巡り、
喧々諤々の議論が繰り広げられた。

バラはその美しさとトゲに一層の磨きをかけ、
早くも女王気取り。その横では、
温暖化で春はもう夏の一部だと主張するヒマワリと、
皇室に採用されし我こそが国花なりと言い張る菊が、
取っ組み合いの喧嘩を始めた。

そうかと思えばツバキは、
日本の女性を美しくしているのは自分だ!
とヒステリックに喚き、
タンポポはこの下流時代、
野に咲く美しさにこそ目を向けるべきだ!
と寂しくなりかけた綿毛を
振り乱しながら説いてまわった。

運命の一週間が過ぎた。

桜が指名するのは果たしてどの植物か。
その第一声を誰もが固唾を飲んで待った。

カサリと葉の触れあう音さえしない。
あまりの静けさに、
地面に落ちる夜露の音まで耳障りに思えた。

しかし、桜が後継者を発表することはなかった。
ワシントンに斧で切り倒されてしまったのだ。

「僕がやりました」

悪びれた様子もなく
正直に話すその顔いっぱいに、
少年法で守られている者の
したたかな自信があふれていた。

右手に握られた鋭い斧の刃が、
照りつける日差しを浴びてギラリと笑った。
少年を責める勇気ある者は、もはや誰もいなかった。

やり場のない失望と虚しさの入り交じった
深いため息が広がった。

気孔から吸い込まれたため息は、
葉緑素と結びついて光合成を起こし、
激しい怒りとなって再び空気中に排出された。
一触即発の不穏な沈黙が大地を満たした。

きっかけは嫌われ者の杉だった。

こんなときでも平気で花粉をまき散らす無神経さに、
周りの草花たちがついにキレた。

「ハクション!ハークション!」

幾重にも重なるくしゃみが
けたたましく響きわたる中、
杉の大木は無残になぎ倒され、
木っ端みじんに引き裂かれた。

それを皮切りに植物たちの大乱闘が始まった。
何万本もの枝や茎が折られ、
何リットルもの樹液や草汁、花の蜜が流された。

すべてが終わった後に残ったのは、
一面のススキの原だけだった。

どれだけ踏まれても立ちあがるその強靭な生命力を、
誰も根絶やしにすることはできなかった。

夕日に照らされたススキの原に、
突然ビュウと一陣の風が吹いた。

ススキたちは気持ち良さそうに、
いつまでもサラサラと揺れ続けていた。

出演者情報:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/

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国井美果 2013年9月1日

「お月見どろぼう」

                     
    ストーリー 国井美果
           出演 石橋けい
                      

夜だけど、青空だね。

冴えわたる夜空を、雲がよこぎっていく。
真円に近い月が金色に光っている。
地球にいるかぎり、あの裏側を見ることはない。
裏側には顔が書いてあるらしい。
または、秘密基地がひしめいているらしい。

ちょうどいい塩梅の風が吹いていく。

すごい。ザ・中秋の名月だ。カンペキだ。
気分もいいので勝手に祝うことにする。

ベランダに箱をおいて、水色の手ぬぐいを敷いて、
ピーコックで買ったお団子と、缶ビールと、花瓶にさした薄をおいた。

缶ビールをあけたら、ふーっと、薄が揺れた。
目を閉じる。
いろんなことがどうでもよくなる。
ATMの長い列で、うしろのおばさんに抜かれたことなど、どうでもいい。

と、ふと目をあけると、箱の上の缶ビールがない。
倒したかな、と辺りを探しても、ない。
よくよく見ると団子もひとつ減っている。

こりゃあ・・・

こんな月の夜は、判断は自分次第だなあと思う。
物騒な想像よりも、今夜はファンタジー志向かな。
だいいち、ここは8階のベランダだ。

いつか、おばあちゃんに聞いたやつかな。
お月見どろぼう。

お月見の日だけ、子供たちは
お団子やお菓子を公然とぬすむことができるという昔からの風習、
イベントだ。
「お月見くださーい」というかけ声が
ハロウィンなんかより、シックでかわいい感じがする。

薄は神様の寄り代だというし、神様のいたずらか。
それとも、月からおつかいの子供がきたか。

にしても、堂々とビールをもってくあたり、
なかなかの子だな。
と、ニヤリ。

出演者情報:石橋けい 03-5827-0632 吉住モータース

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中山佐知子 2013年8月25日

ミサトさんが僕と結婚するにあたって

        ストーリー 中山佐知子
           出演 大川泰樹

ミサトさんが僕と結婚するにあたって
まずはっきりさせておきたいと言ったのは花火の一件だった。

花火というのはあの川っぷちのチンケな花火大会だ。
いかにもご近所だけの花火という雰囲気を漂わせているので
これならミサトさんを誘っても
「わざわざ」とか「あらたまって」という感じはしない。
単に近所に住む幼なじみが連れだって
ちょっとそこまで花火を見に行くだけなのだから
ミサトさんは警戒心をあまり抱かないだろうし
防御力も弱くなっていると思ったのだった。

案の定、ミサトさんは油断していた。
青味の強い藍染めに大きな葡萄の葉を白く抜き出した浴衣に
白っぽい帯を文庫ではなく貝の口に締めて
いつも通りのキリリとした姿だったが
顔はすっぴんだったし、帯の間にハンカチと小銭入れと
千円札を何枚か挟んだ以外は手ぶらだったからだ。

僕は女の人が化粧をしないとこれだけ持ち物が減るのかと
驚きながらミサトさんを眺めていたが
ミサトさんの右の眉毛が釣り上がったのを見て、あわてて歩き出した。

どーん、どーんと音がして夜空に大きな花がいくつも咲いた。
今年の呼び物は
駅前のショッピングセンターが提供する尺玉10連発で
尺玉10発と二尺玉1発の値段がほぼ同じだというので
どちらにするかずいぶん揉めたときいている。
その尺玉10連発の打ち上げの最中、
どーんどーんの音と観客の声が最高潮に達したとき
僕はミサトさんの耳元に近づいて
可能な限りの早口で結婚を申し込んでみた。

もちろん僕の小さな声はミサトさんの耳の奥まで達していなかった。
しかしそんなことは問題ではない。
僕はちゃんと申し込んだのだし、多少曖昧な表情だったとはいえ
そのときミサトさんは僕に笑顔を向けたのだ。

ミサトさんの両親は早くから僕の申し込みを待っていたので
それからはコトが迅速に進んだ。
僕はミサトさんが留守のときにミサトさんの両親に報告をし
仲人を選び結納の日を決めた。
ミサトさんは男らしい性格なので、たとえ自分の結婚とはいえ
ここまで事態が進展してしまったからには腹をくくるだろうし、
よもやあのときよく聞こえないまま笑ったなんて白状するくらいなら
舌を噛み切って死んだ方がマシだと思うに決まっている。
そこが僕の作戦だった。

ただ、ミサトさんは
あの花火のときに結婚を申し込まれたとは思わなかったし、
承諾した覚えもないといまでも主張している。
僕としても、結婚が決まったいまとなっては、
それを認めるのにやぶさかではない。

出演者情報:大川泰樹(フリー) http://yasuki.seesaa.net/

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直川隆久 2013年8月18日

玉砕

     ストーリー 直川隆久
        出演 吉川純広

――あ、けいこちゃん。ホッピーおかわり。うん、ホッピーもナカも。両方。
おまえ何飲むの?あ、そう。
…けいこちゃん、ウーロン茶追加。
よく飲めるね、そんなウーロン茶ばっかし。
何、もう、帰りたいとか思ってる?
でもねえ、まだ帰せねんだな。
なんでかって?
わかんない?
今日おれ、課長から特命うけてんだよね。
特命係長補佐。
なんで、そろそろずばっと訊いちゃうけどさ。
なんでまた会社やめたいなんて言い出したの?
え?
いや、部長にそう言ったんだろ。
俺、一応、おまえの直属の上司じゃん?
それで頭とばされて上のほうに話いくとさあ、俺としてはいろいろ大変なのよ。
話してみろよ。
いいから、話してみーろーよ。
え?よく聞こえない。
なに?
…この職場では、輝けない?
ああ…そう来た。

なあ、おまえはさあ。なんつうか…あれじゃない?
いつも自分が主役でいたいタイプなんじゃない?
そんなことない?いや、そうだよ。
そうなんだよ。
おまえ、ひょっとしてあれだろ、一人っ子だろ。
わかる。わかるなあ。

おまえ花火好きか?
え?“花火が関係ありますか”?いいから。花火好きか。

いや、つまりさ、花火にもさ、いろいろあるわけじゃんよ。
花火って言ったら、何を思い浮かべる?
え?線香花火…?
おまえ、変わってるなあ…線香花火って、そんなやついる?
ひょっとしてゆとり世代か、おまえ。
花火っつったら打ち上げ花火だろうがよ。ひゅー、どーーんだよ。
そうだろ?
知ってるか。打ち上げの一番でっかいやつ、
あれ、4尺玉っつってさ。1メータ以上あんだべ。
すげえだろ?それがひゅうううう…どーん!!
キャー!すごーい!だよ。
な?みんなに注目されて、気持ちいいと思うんだよ。4尺玉は。
でもね、おれは思うんだよ?
みんながみんな、打ち上げ花火の4尺玉になれるわけじゃないんだよな。
ロケット花火、それに…そう。おまえの好きな線香花火!な?
で、ほら、あれあるじゃん。
蛇玉。
知らない?んなことねえよ。
火を点けると黒い燃えカスがもりもりもりっとでてくる奴じゃんよ。
そう、うんこ花火。いわゆる。
あれは、人気があんだよ。ハデな花火の合間の箸やすめつうかさあ。
あれがないとなんか終わった気がしない、っていう花火好きも多いんだよ?
ししししし…。
でも、あれって、なんなんだろな?
花火っていうけど…ハナねえし!!
俺、ガキの頃さ、近所のゆきちゃんて女の子に見せてやってさ…公園で。
見たことないっていうからさ。火いつけたらさ、
もりもりもりーって、でてくんじゃん。
そしたら、ゆきちゃん、ほんとのうんこだと思って、泣きだしてさあ。
いや、興奮したな~。
…なんの話だっけ。
そう、蛇玉…気取ってんじゃねえよ、おまえ。うんこ花火でいいんだよ。
そういうさ、主役にはなれないけど、いなくてはならない奴ってのがいるんだよ。
組織には。
はっきり言うけど、俺は、おまえは、うんこタイプだと思う!
おまえは打ち上げ花火でも、ロケット花火でも、線香花火でもない。
ハナ、ないもん。

え、なに?
じゃ、おまえ、自分でハナあるとか思ってんの?
ししししし…そんなわけねえじゃん。
なに。なんだよ、その目。
おまえ、ときどきそういう目するよな。職場で。
すげえ、いらつくんだよな。それ。
なんだよ。
見せてみろよ。今ここで、すぐ。おまえのハナあるところ。

注目!注目ー!
けいこちゃん!
今から、うちの後輩が、ハナのあるところ見せるって!
すげえ、隠れた魅力を今から見せてくれるんだって。
見ててやって、けいこちゃん。

ほら、見せてみろよ。
ほら。
3。
…2。
…1ぶううううううう。

無理すんなって。な?
うんこ上等!
おまえには、わが社のうんことして期待が…ぷーっくくく
…うははははは。
だめだ、笑っちゃって言えねえ。
な?わかんだろ?な?
うんこクンにはうんこクンの役割ってのがあるんだから。…くく。
それをまっとうしてくんなきゃ周りが迷惑するって話。
   
残ってくれるよな?
こんなにおれが後輩に向かって真剣に話すってなかなかないんだよ?
な?
…なんとか言えよ。まあ、今返事しなくていいけどさ。
一応今日しようと思ってた話は、これで終わりだからよ。
まあ、飲むか。
けいこちゃん、ナカおかわり。ごめーんねぇー、
でっかい声でうんこうんこ言っちゃって、ししししし。

あれ?
どうしたのおまえ。ホッピーの瓶もって。
何、それ振り上げて…どうすんの?
振り上げて――
   

 
出演者情報:吉川純広 03-5456-3388 ヘリンボーン所属

 

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中村直史 2013年8月11日

花火男

    ストーリー 中村直史
       出演 遠藤守哉

気づいたときには、男は火薬の詰まった真っ黒い玉になっていた。
というのも男は眠りに落ちる前、どうせならでっかい打ち上げ花火のように、
バーンと輝いてパッといなくなりたい、と神様に願ったからだった。
自分がでっかい打ち上げ花火になってしまったと気づいた男は
「いやいや神様、花火って言ったのは比喩だから」と叫んだのだけれど、
その声を聞いた神様は雲の上から
「いやいや男よ、時すでに遅しだから」と叫び返したのだった。

時すでに遅し。ずっとそういう人生だった。
自分の人生を決めるのはいつも自分ではなく状況だった。
なんの覚悟もできないまま何十年も状況に従い、
一個の黒い花火玉になったのだ。ただこんな姿になって
「時すでに遅し」と言われるのは気分が良かった。
生まれたときからずっと、時はすでに遅しでよかったのだと
ようやく気づいたのだった。

それから幾日もたたない夏の夜、男は
花火師の手によって漆黒の夜空へ打ち上げられた。
長年自分がべったりはりついてきた地上はぐんぐん小さくなった。
すばらしい気分だった。重力に逆らって飛ぶのが、ではなかった。
重力が自分を地上につなぎとめていたことの意味を知ったからだった。
ずっと解放されたいと思いつづけた地上の
つながりやしがらみの意味を理解したからだった。
自分とともにあったものは、ぜんぶあってよかったのだった。

男はこれ以上重力に逆らうことができないという地点にたどりついた。
男はもうすぐ死ぬのだった。
もうすぐ死ぬ、ということが、
こんなに晴々とした気分にさせるとは考えてもみなかった。

体の真ん中に小さな火がともった。
小さな火は、そのまわりにある無数の小さな火種のひとつひとつに、
つぎつぎと火をともしていった。体中に力がみなぎった。
こんなに生きたことはなかった。死ぬから生きているのだった。
本当はこんな姿になるずっと前から、死ぬから生きているはずなのだった。
本当はだれもが、生まれたときから時すでに遅しなのだった。
時すでに遅く、死をめがけて、空を駆けあがっているのだった。
火が体中のすみずみにいき渡り、玉は炸裂した。
男はもはや何者でもなく、さまざまな光となって地上にふりそそいだ。
夜の闇へ消えさってしまうその瞬間、
男は「時すでに遅し」と歓喜の声をあげたのだった。

出演者情報:遠藤守哉 青二プロダクション http://www.aoni.co.jp/

  

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磯島拓矢 2013年8月4日

「花火」

         ストーリー 磯島拓也
            出演 地曵豪

ドーンという花火の音で、生後7カ月の子どもが目を覚ました。
僕の腕の中で激しくむずかる。
花火を見せたくてやってきたのに、
寝ていてくれた方がラクだな、と思ったり。
明らかに矛盾している。
大人は実に勝手だ。

起きてしまった彼は泣くというより、いつものように唸りはじめる。
ドーン!と花火が上がって「うう~」。
バーン!と花火が散って「ああ~」。
このような声を「喃語(なんご)」と呼ぶことを最近知った。
乳児たちの、言葉になる前の言葉だ。

妻は彼が唸るたび「そうね~キレイだね~」と応えているが、
彼が「キレイだ~」と話しているとは限らない。
こちらは日本語、彼は喃語、通じないのだ。
実にもどかしい。

たとえ喃語であっても、ただの唸り声であっても、
彼が僕に話しかけてくれるのはうれしいものだ。
何か伝えたいことがあるというのは、素敵なことだと思う。

花火が上がる。
首が座りはじめた彼が大きくのけぞって空を見上げる。
「うえ~」と唸る。
妻が「そうね~すごいね~」と応えている。
しかし彼が「すごい」と言っているかどうかわからない。
僕らに喃語は難しすぎる。

もうしばらくして彼が日本語を話し始めた時、
きっと喃語は忘れているだろう。
僕たち大人が、そうであったように。
喃語は、書きとめられもせず、ただただ消えてゆく言語だ。
そう考えると、ちょっと切なくなる。

花火が上がる。
彼は僕に抱きつき「あが~」と唸る。
「ハイハイ大丈夫」妻が彼の背中をたたく。
彼女は同時に、子どもの様子をケータイ電話の動画におさめる。
これが唯一の喃語の残し方だ。

しかし数年後、彼にこの動画を見せても、
喃語を翻訳してくれないだろう。
この時何を言っていたのか、覚えていないだろう。
喃語たちは、その意味を明らかにすることなく、
ただただ思い出の中に存在する言語だ。

花火が終わり、駐車場までぞろぞろと歩く。
興奮しているのか「ああ~」「うう~」「おお~」と、
彼は話しかけてくる。
「楽しかったか?」「ちょっとくさいだろう。これ火薬っていうんだ」
「日本の花火は世界一らしいぞ」
僕は応える。
通じてはいないだろう。
ただ、お互いに伝えたいことがあることだけは
伝わっているといいなと思う。

数年後、彼の喃語を
かけがえのないものとして思い出すのかなあ、
なんてことを、柄にもなく考える。
だからもっと話せ、今しか話せない言葉を話せ、と言いたいのだが
帰りのクルマの中では、寝ていてくれた方がラクだな、と思う。
明らかに矛盾している。
というか、大人は勝手だ。
ゴメンな。

出演者情報:地曵豪 http://www.gojibiki.jp/

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