2010 年 1 月 16 日 のアーカイブ

五島のはなし(77)

名も知らぬ、きみへ。

この冬休み
毎日釣りしてた
坊主頭の
すごくシャイの
港のそばの赤い屋根の家に住む
名も知らぬきみよ。

となりできみの釣りバカっぷりを
見ていたら
しあわせな気分になったぞ。
(カマスの釣り方を教えてくれてありがとう)

僕が釣ったこともないような
大きなあらかぶを
目の前で釣られた時は
心底嫉妬したぞ。
(嫉妬はシットと読むんだぞ)

また夏に会えるのを楽しみにしてる。
(頼むから港の魚を釣りつくさないでくれ)

坊主頭の釣りの師匠。

坊主頭の釣りの師匠。

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江口順也 10年01月16日放送

01-katsu

勝新太郎

「男の意地」で、
ネットを検索しても
出てこないけれど。

あれは確かに、
役者という
生き様を商売にしてきた男の
意地だった。

癌にのどを犯されて、
休業を余儀なくされた勝新太郎。
復帰初日の記者会見。

 医者に止められたから禁煙した。
 もう煙草は吸っていない!

そう言ってカツシンは、
その場で1本、美味そうに火をつけた。

02_ponne

アイザック・ニュートン

およそこの宇宙における
すべての物質には、
互いに引き合う力が働いている。

アイザック・ニュートン、
万有引力の法則。

それは、
太陽と地球のあいだにも。
地球とリンゴのあいだにも。
つまり、ボクとキミのあいだにも?

なんて考えていたら、
ニュートンが最後にたどり着いた
答えがあった。

 天体の動きはいくらでも計算できるが、
 ひとの気持ちは、とても計算できない。

恋に法則は、
自分で見つけないと
ダメみたいだ。

03-nino

二宮金次郎

年が明けると。

こどもの頃は、
よく先生や親に促されて答えていた、
「今年の抱負」。

大人になって、
すっかりおざなりになってしまったけれど。
かつて小学校で毎日会っていた、
二宮金次郎さんの意見を聞いてみよう。

  聖人は欲が大きく、
  凡人は欲が小さい。

今年は、ちょっと欲深く、
いってみましょうか。

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山口千乃 10年01月16日放送

04_san

明石家さんま

こどもの名前には、
親の人生観がにじみ出る。

「生きてるだけで丸儲け」

そんな意味を込めて、
娘にIMARUと名付けたのは、
芸人、明石家さんま。

さんまさんがいつも
笑いにあふれている理由が
ちょっとだけ分かったような。

05_ain

アルベルト・アインシュタイン

あなたのコレクションはなんですか。

ある女性は、靴を。
あるこどもは、あき瓶のふたを。
ある資産家は、アートを。

しかし、
ある発明家いわく、
みなが共通して集めているものがあるという。

 常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。

アルベルト・アインシュタイン。
彼の発明は、
非常識な発想からうまれた。

さあ、偏見を捨てて、常識のカラをやぶろう。

06_road

尾崎豊

思春期を卒業しても、変わらない感情がある。

時折、抱えてしまう、
ぶつけようのない怒りや、やりきれない嘆き。
そんな時、ふと口ずさんでしまうのは。

尾崎豊の歌だ。

  誰にもしばられたくないと
  逃げ込んだこの夜に
  自由になれた気がした 15の夜

そっか。

みんな、今と10代を、
行ったり来たりしてるんだ。

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