会社の後輩、三國さんが書いてくれました。
僕が書くものと違って描写がきめ細やかです。
人間の差が出てます。いいぞ、三國!いいぞ、五島うどん!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
みくにさん、ハムカツ食べたい。ハムカツ。
と、ある日友人が突然言うので
なにかと思えば戸越の商店街にある
精肉屋さんのことを知ったらしく
当時引越して間もなかった私は
彼女らを連れて初めて商店街の奥まで歩きました。
お店の名前は「かたばみ精肉店」。
戸越銀座商店街の中でも比較的静かな
豊町(ゆたかちょう)というところにあります。
でも、ここ不思議な精肉店で
お肉だけじゃないんです。
ちょっと凝った調味料や、
地方から取り寄せたのかなあと思うお漬物なんかも売っている。
中でも気になったのは、お店の一番目立つ籠の中
「五島」と書かれたうどん。
以来ずっと気になっていたのでもう一度、行ってみました。
うどんの名前は
長崎県五島手延うどん 有川そだち 『ふしめん』
(五島灘の塩『いそしお』使用)
五島生まれの方がいらっしゃるんですか?と聞くと
お店の方が「私です」と。
私はナカドオリシマの出身で、今は合併してカミ五島というところになったのですが
おうどんのパッケージに書いてある有川というところが故郷で
ある日この有川のうどんをこちら(東京)でふるまったところ、
みなさんがおいしいと言ってくださるものだから、
じゃあ取り寄せて置いてみようかしらということになったんです。
以前は五島の中だけで食べられていたんですけれどね、
でも最近ではだんだんと広まって、こちらにも出ているんですよ
とのこと。
とっても興味が出てしまったので、ひとつ買って帰りました。
パッケージの後ろに「おいしいゆで方」が書いてあって、
この文章がちょっとかわいかったので引用しますね。
手延うどん“有川そだち”ふし麺のおいしいゆで方
たっぷりのお湯を沸かしふしめんを少しずつ入れ、箸で軽くまぜ煮立ったら、
一度差し水をし、火加減を見ながら10分位煮て下さい。
麺にやや透明感がでてきたら火を止め、フタをし、2~3分蒸らすとおい
しくゆで上がります。ザルに移し水洗いをしてから調理して下さい。
ゆであがったふしをお味噌汁の具、煮込みうどん、サラダ等お好みの料理
でお楽しみ下さい。
へえ~ お味噌汁の具にしてもいいんだ。サラダにも使えるんだ。
書かれたとおりにゆでたら、ほんとうにちょっと透明感が出て
ふっくらした麺がお湯のなかから出てきて、ちょっと感動ものでした。
専用のあごダシもかなりの美味。
とってもおいしかったです。
*
「かたばみ精肉店」は
浅草線戸越駅A2出口下車
ブックオフがあるほうの入り口の、右側の軒を、奥の奥にたどったとこにあります。
途中に和菓子屋さんやら焼き鳥屋さんやらパン屋さんやら誘惑が多いので
おなかいっぱいにならないように、いらしてくださいね。