名雪祐平 14年10月25日放送
Uwe Gille
陸という乗物 アルフレート・ヴェーゲナー 1
標高8488m
このエベレストの標高が
つねに変化しているという。
エベレストが聳えるヒマラヤ山脈は
インド・オーストラリアプレートと、
ユーラシアプレートの
2つの大陸同士が衝突して盛り上がった。
今も移動を続けているプレートの影響を、
ヒマラヤ山脈も受けているという。
この『大陸移動説』を初めて唱えたのは
ドイツ人の気象学者アルフレート・ヴェーゲナー。
ヴェーゲナーには、気球を使った高層気象観測の
パイオニアであるなど旺盛な冒険心があった。
その冒険心によって、
常識の壁を気球のように飛び越え、
大陸は移動する、
という大発見をものにしたのだ。