abakane
北欧のはなし リサ・ラーソンの優しいライオン
スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。
ストックホルム郊外の自然に囲まれた自宅兼アトリエで
84歳の今も創作を続けている。
リサは、アトリエに来たすべてのひとを
スウェーデンのひとに欠かせないというお茶の時間、
「フィーカ」でもてなす。
そこには家族がつくった手作りのお菓子が並ぶ。
画家の夫や、その子ども、さらに孫たちが
集い、暮らしと創作が混じり合って、
リサの暖かみのある陶芸作品が生まれていく。
だからだろうか、
リサの代表作として知られる、
ころんと丸い陶器のライオンは
とても穏やかで優しい目をしている。