「アカデミー賞受賞!エンニオ・モリコーネ」ニュー・シネマ・パラダイス
今年、87歳で初めてアカデミー賞作曲賞を受賞した、
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネ。
1970年代、80年代の多忙の時でも
若手監督の演出を助けるような音楽を
好んで提供していた。
そんな中、出会ったのが
長編2作目という若者の、
初のオリジナル脚本だった。
その名はジョゼッペ・トルナトーレ。
その本は「ニュー・シネマ・パラダイス」
感動したモリコーネは
トルナトーレをすぐに自宅に招いた。
その思いが伝わるような楽曲が出来上がった。
トルナトーレは、先に録音された音楽を撮影現場で流した。
彼もまたモリコーネの曲に感動していたのだ。
映画そのものであるような師弟愛がここにあった。