星野源 くも膜下出血
星野源のこれまでの人生は、
とても順風満帆と言えるものではなかった。
2012年のある日。レコーディングが終わった直後、
バットで殴られたような痛みとともにその場に倒れた。
くも膜下出血。そして、2度の入院。
しかし彼は、病気のことも前向きにとらえた。
つらい事の中に、意外と面白いのが混じっている。
そっちの方が個人的には魅力的だ、と。
退院して、最初のライブ。
ミニスカートのナースに支えられながら出てくる、という演出。
会場は爆笑の渦につつまれる。
星野源は言う。
人に迷惑がかからないことであれば、どんどんやった方がいい。
どんなにうまくいっても、あと何十年で死んで、無になるぜって。
だから、これからもいろいろやりたいです。