Life is management.
1909年の今日は、
経済学者ピーター・ドラッカーが生まれた日。
オーストリアのウィーンに生まれたドラッカー。
4歳の夏、ウィーン皇太子が暗殺され、
世界が第1次世界大戦に向かって行く中で、
少年時代を過ごした彼は、20歳のときドイツで新聞記者に。
ヒトラーやゲッベルスにも何度もインタビューを行っている。
その後、ユダヤ人だった彼は、台頭するナチスを嫌って、
ウィーン、イギリスを経てアメリカへ。
経済アナリスト、大学教授や、企業のコンサルタントとして
活躍する一方、数々の名著を上梓し、マネジメントという
概念を生み出し体系化していった。
95歳で亡くなる直前まで、
わたしの人生に引退という言葉はない、
と語り、働き続けたドラッカー。
彼の生き方そのものが、自らのマネジメント論の
集大成だったのかもしれない。