佐藤延夫 18年2月3日放送
LaurPhil
小説の舞台 アルベール・カミュ
リュベロン山地をのぞむ小さな村。
ぶどうやオリーブ、アーモンドの木が並ぶ。
フランス南部の村、ルールマラン。
ここは作家アルベール・カミュが晩年過ごした場所だ。
パリを拠点としていたカミュは、
結核の症状に悩まされるようになり、
プロヴァンス地方の小さな村をいたく気に入った。
「人生の意味ばかり探している人は、生きているとは言えない。」
そんな彼の言葉が似合う場所は、
フランスの最も美しい村に認定されている。