銀座のハンバーガー
ハンバーガーチェーンのマクドナルドが
日本に初めて開店したのは、1971年の今日のことだ。
アメリカのマクドナルド本社は車での来客を想定し、
神奈川の茅ヶ崎に1号店をと考えていた。
しかし日本マクドナルドは、銀座への出店にこだわった。
当時の銀座は、流行の発信地。
その中心にある三越1階に1号店を出せば
何百万ドルの広告費に値すると
初代社長である藤田は語ったそうだ。
結果、狙いは当たり
ハンバーガーを片手に銀座を歩く人々は
マクドナルドの広告塔となった。
1号店はすでに閉店してしまったが、
巧みな出店の戦略は今も受け継がれている。