山本貴宏 19年12月22日放送
Wongm
雪がふるとき ~スキー場とジェット機~
雪が降れば、スキー場に行きたくなる。
寒さを忘れて真っ白な景色を滑り下りるスリルは
誰しも味わったことがあるだろう。
そんなスキー場、
雪不足で困ったときには、人工降雪機が役に立つ。
実はその人工降雪機が、
偶然の産物であったということはあまり知られていない。
ジェット機のエンジンテストをしていた時に
氷がエンジンに与える影響を
調査するべく冷たい水を吹きかけたところ
霧状になった水が小さな氷の結晶を作り上げた。
これが、人工降雪機の始まりだ。
発明はいつも意外なところから降ってくるものだと
エンジンテストをしていた彼も、驚いたことだろう。