川野康之 20年6月20日放送



長谷川辰之助と二葉亭四迷

『浮雲』を出した後、二葉亭四迷は筆を折った。
書くことよりも生きることを求めたのである。
長谷川辰之助に戻り、内閣官報局という役所に入って官吏になった。
社会主義の影響を受け、貧民街に出入りするようになり、そこで出会った女と結婚をした。
官吏を辞めて、さまざまな職を転々とした。
大陸に渡り、ロシアや中国をさまよった。
ようやく帰国後、新聞社に就職。
そこで再び小説の筆を執ることになる。

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