川田琢磨 20年8月29日放送
麻雀というもの
清朝末期の女帝、西太后(せいたいこう)。
彼女は大の麻雀好きだった。
そして、大の負けず嫌いだった。
その結果、宮廷では地獄のような接待麻雀が
連日開催されることとなる。
図らずも、西太后に勝ってしまった不届き者は、
力の限り、床に頭を打ち付けながら謝罪しなければ打ち首。
ワザと負けるようにイカサマを打った者も打ち首。
そこで使われていた麻雀牌は、
様々な宝石があしらわれた超国宝級の代物で
世界一高価な麻雀牌と言われている。
しかし、現在は行方不明となってしまった。