宇宙エレベーターの簡単な構造

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地球の自転と同じ周期の人工衛星は
見かけ上静止しているので静止衛星と呼ばれる。
この静止衛星からケーブルを上下に伸ばしてバランスをとると
地上と宇宙を結ぶ1本の紐になる。
このケーブルに昇降機を取り付けて人や荷物を運ぶというのが
宇宙エレベーターの理論で
着想としては19世紀からあったが
最初はバベルの塔のようなものだった。

1960年にはケーブルを使用した宇宙エレベーターの構想を
ユーリ・アルツターノフが発表するが
それを建設できる強度を持った素材がなかったために
実現への一歩を踏み出すことがなかった。

宇宙エレベーターが実現可能なものとして
考えられるようになったのは
1991年に日本でカーボンナノチューブが発見されてからのことで
2003年にはシアトルに宇宙エレベータ事業会社LiftPortが創設されている。

2003年に発表された予定では
宇宙エレベーターの運行開始日は2018年4月12日である。

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