松岡康 14年4月27日放送
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散歩する哲学者
今日、4月27日は哲学の日。
春には満開のサクラのトンネルとなり、
初夏には蛍が舞う京都、哲学の道。
哲学者西田幾多郎が
ここを歩きながら思索をした道だ。
哲学の道の中ほどの橋のたもとに、
西田の歌が刻まれた石碑がある。
人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり
西田は死ぬまで、
誰の生き方にも影響されず
自分の信じた道を歩みつづけた。
気持ちのいい春。
西田の様に思索をめぐらせ散策しよう。
そこに、自分だけの道が見つかるかもしれないから。