薄景子 16年11月27日放送
Anthony Atkielski
のりものの話 ハインツ・シュトゥッケの自転車冒険
ドイツ人の自転車冒険家、ハインツ・シュトゥッケ。
1962年、22歳で母国を離れ、自転車で世界旅行へ出発。
70歳を超えてもその旅は終わらない。
史上最長距離の自転車旅行者として
ギネスブックにも登録されている。
そんなハインツは、姉からいつも
「おまえの人生はバケーションだな」といわれ
胸をはってこう答えるという。
「そう、これこそが私の人生だ」
一生は神様がくれたバケーション。
それを楽しむのに必要なのは、
少年のままの冒険心と一台の自転車だけかもしれない。