小野麻利江 18年3月25日放送
呼吸のはなし アスリートと呼吸
アスリートの商売道具は、
言わずもがな、「身体(からだ)」。
どんな競技・種目であれ、
アスリートたちはみずからの身体の使い方を
1ミリでも向上させるべく、
日夜トレーニングを続けている。
そして、身体の可能性を
極限まで高めようとする彼らにとっては、
「呼吸」の使い方も、身体の使い方。
多くのプロゴルファーを育てた
名指導者・坂田信弘も、
みずからの著作の中で、こんな話をしている。
ゴルフというのは、球を叩く、
その球を叩くのは、空気で叩くんです。
呼吸で叩くんです。