佐藤日登美 20年5月10日放送



ナイチンゲール

看護教育の母ナイチンゲール。

上流階級に生まれた彼女が志した看護師。
当時は下流階級の女性が就く職業と考えられていたため、
家族は猛反対した。
それでも意志を貫いたのは、神の啓示を受けたから。

クリミア戦争の野戦病院に派遣されたナイチンゲールは、
その献身的な看護と負傷兵の死亡率激減という実績から
一躍注目される存在となる。

帰国後も、看護学校の設立や教本の執筆など精力的に活動し、
看護師は雑用係から高い教養を必要とする専門職に認められるようになった。

医療従事者への感謝を込めて。

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