五島のはなし。

祝!五島のはなし(182)

あした、10月13日。
この「五島のはなし」の20回目を書いてくれた鳥巣くんが
五島で結婚式をあげます。

祝!鳥巣くん。そして新婦の優さん。

Vision執筆者である小野さんや三島くんもお祝いのために五島に上陸するようです。

五島の皆さま、新郎と新婦を見かけたら、ぜひ一声かけてあげてもらえませんか。
五島が好きで、五島で結婚式をあげる、というのです。うれしいじゃありませんか。
ぜひ、祝福してあげてください。

また、ぼくの会社の友人たちもお祝いのために五島に集結しています。
へんな一団を街で見かけたら、アガダナンバシヨットカ
と一声かけてやっていただければと思います。

いやあ、それにしても、めでたい。

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五島のはなし 番外 教会イルミネーション

上のムービーは五島の教会のイルミネーションです。
クリスマス頃にはこんな感じになるみたいです。

中村直史くんが以前の記事で

 五島で結婚式をあげたい。
 そう思っているカップルが僕は好きです。
 ふたりで五島を旅したい。
 そう思っているカップルも僕は好きです。

と、書いてあったので教会をさがしてみたんです。
五島で結婚式といえばやっぱり教会かなあと思って。
HPをひとつ開いただけで31の教会が(厳密には29ですが)紹介されていました。
http://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/junrei/

手遅れの人はしかたないですが
これからの人、ぜひ五島で結婚式をどうぞ(玉子)

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五島のはなし(181)~五島でふたりがキスをするのなら(2)~

やはり、高浜海水浴場をはずすわけにはいきません。
高浜のビーチを二人でのんびり歩いてほしい。
手をつないだり、つながなかったりしながら、歩いてほしい。
ぼくは、手をつないだり、つながなかったりするカップルが好きだ。
そういう距離感が好きだ。

高浜海水浴場を見おろす、魚覧観音の高台にも立ってほしい。
上の写真は、魚覧観音から見た高浜海水浴場。

海の色ってこんな色なんだ!と二人はあっけにとられるだろう。
五島でするキッスはこんな味なんだ!と二人はあっけにとられるだろう。

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五島のはなし(180)~五島でふたりがキスをするのなら(1)~

五島で結婚式をあげたい。
そう思っているカップルが僕は好きです。
ふたりで五島を旅したい。
そう思っているカップルも僕は好きです。

ぼくは、感じのいいカップルが好きです。
五島に行こう、なんていうカップルはそれだけで、感じがいいなあと思うのです。
場所の選び方が、すごくいいですよねえ。
そんなカップルを、ぼくは応援したい。といっても大したことはできないので、
ふたりが五島でキスをするならこの場所がいいよ、というのを
できるかぎりたくさん教えたい、と思ったのです。

第1回目の今日は、大瀬崎灯台(上の写真)。
ここは、西の果ての島、福江島の、西の果てに位置する灯台。
海をへだてた向こうはアジアの大陸。
大海原を渡る船たちの道しるべとなるよう、日本一明るい光で、道筋をつくります。
ふたりのこれからの道をしるす、日本一明るい光。

さあ、ここで、すてきなキッスをどうぞ。

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五島のはなし(179)

博多から五島福江に向かうフェリー「太古」。
ここでも何度か紹介したのだが、どうも、宣伝効果が出ていない。
「ブログを読んだのがきっかけで乗ってみましたよー」
って声を一度も聞かない。
(※そもそもこれを読んで五島に行ってみました!って話も聞かない!涙!)

でも考えてみれば、
太古のこと、さらっと書いただけで、どんなにすばらしいフェリーか、ちゃんと書いたことがなかった。
だから、今日はもうちょっとくわしく書こうと思う。

まず、フェリーの乗り場ですが、福岡というか博多あたりでタクシーに乗ったら
「五島行きのフェリーの出るとこのあっでしょ、あそこ行ってください」
と言ってください。
その言い方が、博多のタクシー運転手に親密な気分にさせ、最短距離で行ってくれます。たぶん。

チケット売り場で切符を買ったら、案内板に従ってフェリーに乗り込みます。
フェリーの乗り口のところに、係員の人がひとり、立っています。
この人に切符を渡すのですが、この場所からすでに五島は始まっています。
まず、おしりとおしりをくっつけあって、「ハイホー!」と叫ぶ、五島独特の挨拶をしてください。
これで、係員の対応が良くなります。

客室はこんな感じです。
ここでも、まわりにいる人には、前述のあいさつをしましょう。

フェリーはなかなか清潔で、気持ちが良くて、ちょっとゴージャスな感じさえあります。
上の写真の階段では、ドレスアップした奥様の手をひいて、一歩一歩降りていきたいところです。
階段を降りたところで、ダンスを踊っても構いません。
きっとまわりの乗客たちも、にこやかに眺めてくれるはずです。手拍子だってしてくれるかも。

踊り疲れたら、自販機コーナーでビールと食べ物をゲットしましょう。
おすすめは、たこやきです。

ペットルームもあり、わたしワンちゃんといっしょじゃなきゃ旅したくない!という方にも安心です。

2階にはグリーン寝台もあります。一般客室にプラス2000円で、個別のベッドに寝られます。
お花も飾ってあったり、それはもう、貴族の気分ですね。
ぼくはたった2000円プラスで貴族の気分が味わえるなら、といつもこの寝台をとります。
めちゃめちゃ快適です。

博多を出てからの寄港地はこんな感じです。
博多を23時30に出港し、最終目的地の福江港に到着するのが朝の9時。
途中、夜明けの時間に、うっすら浮かび上がる島々を甲板から眺めるのが、この船旅の至福の時間になります。
ほんっっっっっとうに美しいです。ぼくはたいてい寝てて見逃しますが。

そんなこんなな太古の紹介。
この夏、海水浴がしたくなったら、だんぜん五島がおすすめです。
そして、太古での渡航がおすすめです。
おしりとおしりの挨拶をした瞬間、夜明けの島々を見た瞬間、ばかみたいに透き通る海水浴場に立ったとき、
なるほど、これが五島なんだ、と実感できるはずです。

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五島のはなし(178)

ものすごくおいしい身を、ものすごくかたい殻で覆っている、
っていうのは、どういうつもりなのか。
うまい→みんなに狙われる→殻を進化させて守る 
という進化の歴史を想像するけど、
そもそもそんなにおいしくならなきゃよかったんじゃないか、と思ってしまう。
エビには理不尽なうまさがあるね。

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五島のはなし(177)

五島列島、福江島。
ぼくがそこの出身だと言うと、たいていの人は、
島を一周するのに歩いて30分みたいな想像をするのだけど、実際はまあまあデカイです。
島の北側と南側では植生や景色がまあまあ違います。そのくらいのデカさ。

島の南側には、富江という町があります。
ここに只狩山(ただかりやま)というまあまあ小高い山があり、その中腹に展望所があります。
島の南側をぐるっと一望できる展望所で、最近はじめていったのですが、ここはおすすめです。
景色もいいけど、展望所の前にぶっさしてある立て札。
「苦と愛と真友達との出会い」

意味はよくわかりませんが好きです。
いっそもう五島のキャッチフレーズにしたらいいのに、とさえ思います。
「苦と愛と真友達との出会い・・・五島列島」
心がやすらぐ島、とか、ロマンあふれる島、とかウソっぽいじゃないですか。でもこのキャッチフレーズはリアルだ。
しかも、いろいろ想像してみるに、五島に来たらほんとに出会える気がします。
苦と愛と真友達に。
だからあなたもぜひ来てみませんか?
・・・なに?苦はいらない?そんな甘っちょろい気持ちじゃ、五島は楽しめないぞっ!

展望所からの眺めはこんな感じです。

富江町の観光案内です。
こんな感じです。

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五島のはなし(175)


ピィピィピィとさえずるひばり
さえずりながらどこまであがる
高い高い 雲の上か
声は聞こえて見えないひばり
(文部省唱歌)

ゴールデンウィーク、五島の鬼岳は、ひばりの声がすごかったです。
超サラウンド効果。
東京に戻ってきてからも、耳から離れません。

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五島のはなし(174)

フェリーのつく大波止ターミナルから北西へ20分くらい歩くと
こんもりした山があります。通称「こんぴらさん」。

山道を歩くと、岩肌に彫りこまれた仏像を見ることができます。
磨崖仏(まがいぶつ)というらしいですね。

だれが彫ったんでしょう。
彫るという行為は、気持ちを込めることと直結してる感じがします。

五島の人が日ごろ祈りをささげる場所なんですかね。
子どもの頃は遊びまわってるだけで、あんまりそんなこと考えたことなかった。

やっぱ腹八分が大事らしいっすよ。

山頂近くには祠があって、その前に何体かの狛犬(こまいぬ)がいたのだけど、
月日がたち過ぎたんでしょう、狛犬がにらんでいるのか、笑っているのか、はたまた嘆いているのか、
よくわからない顔になってた。人間も歳とるとそうなるのかな。
なんか、いろいろ許してくれそうな顔です。
そもそもこれ・・・狛犬?

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五島のはなし(173)

五島では5月5日こどもの日に、おふろに「菖蒲(しょうぶ)」の葉をいれて、
それを頭に巻く(頭が良くなるように)、
おなかに巻く(おなかがいたくならないように)、
そのほか、健康が気になる部位に巻く、という慣例がある。
これ、全国的なこと?
五島だけ?・・・ってことはないですよね。

こどものためにやるものなんですが、
切なる願いをこめて、ぼくは、自分の頭に何度も巻きつけてきました。

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