今週のTokyo Copywroters’ Street は
磯島拓矢くんのストーリーと大川泰樹くんの声で「金魚」
金魚というテーマをそのまま素直にタイトルにした磯島くんの原稿は
素直につくってしまうと作者の本意が汲み取れないという
なかなか厄介な、いやもとい、作り甲斐のある原稿だった。
主人公の妄想の肝心な部分を磯島くんはちっとも書いていない。
非常に抑制された原稿だ。
でも、書いていない部分が大事なのだ。
これを曳きずりださないといかんのだ。
音楽は Zbigniew Preisner という作曲家のアルバム
「Silence,Niight and Dreams」から「To Die」
番組に使う曲にしては珍しくボーカルが入っており
美しく、本当にうっとりと聴ける曲だ。
残る要素は原稿を読む声だったが、
この原稿は川端康成の「片腕」だと思ってもらいたい、と言ったら
大川泰樹くんは瞬時に理解してくれた。
問題は、この音楽と声の組み合わせが番組でないと聴けないことだ。
番組ブログでは版権の都合で他の曲になってしまう。
そんなわけで、
15日25時50分までなんとか頑張って起きていられた人は
Tokyo Copywriters’ Street の番組を聴いていただけないでしょうか。
http://radiko.jp/からTFMをクリックすればOKです。
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