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磯島拓矢くんの登場0

2010.08.14

今週のTokyo Copywroters’ Street
磯島拓矢くんのストーリーと大川泰樹くんの声で「金魚

金魚というテーマをそのまま素直にタイトルにした磯島くんの原稿は
素直につくってしまうと作者の本意が汲み取れないという
なかなか厄介な、いやもとい、作り甲斐のある原稿だった。

主人公の妄想の肝心な部分を磯島くんはちっとも書いていない。
非常に抑制された原稿だ。
でも、書いていない部分が大事なのだ。
これを曳きずりださないといかんのだ。

音楽は Zbigniew Preisner という作曲家のアルバム
Silence,Niight and Dreams」から「To Die
番組に使う曲にしては珍しくボーカルが入っており
美しく、本当にうっとりと聴ける曲だ。
残る要素は原稿を読む声だったが、
この原稿は川端康成の「片腕」だと思ってもらいたい、と言ったら
大川泰樹くんは瞬時に理解してくれた。

問題は、この音楽と声の組み合わせが番組でないと聴けないことだ。
番組ブログでは版権の都合で他の曲になってしまう。

そんなわけで、
15日25時50分までなんとか頑張って起きていられた人は
Tokyo Copywriters’ Street の番組を聴いていただけないでしょうか。
http://radiko.jp/からTFMをクリックすればOKです。

*気になるコトバはクリックしてみてください。マメにリンク張ってます。

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