薄景子 2017年11月5日

木枯らしのうた

     ストーリーとうた:薄景子

目覚まし時計が なる前に
目が覚めた朝 眠りは浅い
窓をあければ 木枯らしふいて
冬の音は 時計よりきれい

夢のつづきで 目玉焼き
きみは割れて こわれちゃったけど
世界にひとつの このカタチ
ぐちゃぐちゃのきみは すばらしい

マフラーに巻かれて 歩き出す
落ち葉のじゅうたん ふかふかで
春夏秋冬は ミルフィーユ
コーヒーショップで 時間旅行

夕焼けとタワーが 恋をして
オレンジの空に 枯葉ひとつ
この世にさびしさ なかったら
生まれない恋は いくつだろう

北風の夜は 月あかり 
優しいひかり 想いだすひと
涙が枯れるほど 泣いた日に
きれいになったと 言われました

木枯らしのうたは どこへゆく
その葉が ほんとは 言の葉なら
大空に舞って 伝えにゆこう
青い日々は もう過ぎたけれど

ラララララララララララララ
ラララララララララララララ
ラララララララララララララ
ラララララララララララララ




音楽ディレクター:ながいしえり
編曲:永岡宏昭
作詞・作曲・うた:薄景子


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