片付けを学んだらしい遠藤守哉(2013年3月の収録記-4)

なぜ守哉くんとか守哉さんとか呼ばないのかというと
常に私はモリヤと呼び捨てにしているからで
ここに書くときも「くん」や「さん」をつけると
どうも照れくさくていけません。

さて、そのモリヤですが
来ると必ず後片付けを手伝ってくれるのです。
がっ、単に右往左往しているだけのことが多く
あまり役に立っているとは正直言えませんでした。
ところがです、この日は箱にものをしまったり
その箱を運んだりしてちゃんと役立っていたではないですか。

人は常に進歩しているんだなあ…
と、思った日ではありました(なかやま)

遠藤守哉:http://www.aoni.co.jp/actor/a/endo-moriya.html

Tagged:   |  コメントを書く ページトップへ

ピンチヒッター齋藤陽介くん(2013年3月の収録記-3)

まず事情からお話しますと
予定していた吉川純広くんがインフルエンザで欠場になり
ピンチヒッターで来てくれたのが齋藤陽介くんでした。
助かりました。
この人はかなりしっかり読む人で、
最強&最怖ミキサーの森田もお気に入りです。

今回お願いしたのは、大石雄士くんの「エノモトくん」
こちらからご覧になれます。
http://www.01-radio.com/tcs/archives/24388
ぜひ聴いてみてくださいね(なかやま)

Tagged: ,   |  コメントを書く ページトップへ

ご無沙汰でした、上杉祥三さん(2013年3月の収録記-2)

何を隠そう、1980年代のころ
私は夢の遊民社の大ファンでした。
当時夢の遊民社で主役を張っていたといえばですね、
野田さんはもちろんですが、上杉祥三、段田安則。
女優では竹下明子に円城寺亜矢。
ああ、思うだになつかしい。

そんなわけで、当然ながら私は上杉祥三ファンだったわけです。
舞台の上杉さんはそりゃあいい男でした。
1ヶ月の公演で、なにしろ動きまわる劇団ですから
役者の皆さんは疲れてくるわけです。
しかし、どういうわけか上杉さんは疲れると余計に走りまわるという
面白い癖がありました。
セリフが多いので頬がこけてくるんですが
そのこけた頬の人が無意味に走りまわっているんですよ。
迫力ありました。

で、直川隆久さんの原稿を見て
この狂気の総理大臣のキャラを読める人は…って悩んだときに
ふっと上杉さんの顔が浮かんだわけですね。

本当に出演ありがとうございました、上杉さん。
いまは舞台に映画にドラマ、芝居の脚本を書いたり
演出をなさったりしておいでですが
また走りまわる上杉さんも見たいです(なかやま)

上杉祥三 & 長野里美の演劇ユニット「トレランス」
http://www11.ocn.ne.jp/~tole2012/

下のyoutubeで走りまわる上杉さんが見られます

Tagged: ,   |  コメントを書く ページトップへ

はじめまして植野葉子さん(2013年3月の収録記-1)

薄幸な感じの役が似合うのではないかと思ったもので
つい声をかけてしまいました。
はじめまして、植野葉子さん。

マイクの前で、姿勢正しく椅子に座って、足を広げて…
この感じ、どこかで知ってるな…そうだタカラヅカの男役だ。
いや、でも植野さんは女役だったはずだけど。

たずねみたら
「両方やってました」という返事で。

なるほど、そうでしたか。

植野さんには小山佳奈さんの「シベリアの花」を
読んでいただきました(なかやま)

Tagged: ,   |  コメントを書く ページトップへ

岡田優くんの不思議な魅力(2013年2月の収録記 3)

岡田優くんのナレーションがうまいかと訊かれると
うまくはないというしかないですが
この世界、うまいのがいい、うまいのが面白いとは限らないのです。

では岡田くんのナレーションのどこがいいのかと訊かれると
強さがいいと私は最初に答えると思います。
強くて若いです。

この強さがどこから生まれるのか、私はわかりません。
うまく読もうと思っていない、とか
同じような意味になりますが、余計なことを考えない、とか。
ああ、そうだ。
強いというのは単純ということでもあるかもしれません。

強くて若くて真っ直ぐな岡田優くんは
今回「東北へ行こう」の「小さなハル」を読んでくれました。
この原稿はたいへん岡田くんに合っていたと
私は思います(なかやま)

小さなハル:http://www.01-radio.com/tcs/archives/24304
(2月20日に公開されます)

Tagged:   |  コメントを書く ページトップへ

遠藤守哉はいつも同じ顔で写る(2013年2月の収録記 4)

「いつも同じ顔で写るよね、モリヤは」と言いながらカメラを向けたら
では違う顔で写ってみますと答えてくれたが
撮ってみるとやはり同じ顔だった。

着ているものもだいたいいつも同じようなものだし…
と書きつつ、ふと自分を振り返ると
それは私にも言えることで
まったく同じジャージーのズボンを7枚持っていたりする。
そのジャージーで会社に行くのだが
毎日替えても1週間着替えていないと思われるわけで
私は決してモリヤのことをあれこれ言えた立場ではなかった。

しかしそれは着るもののことだ。
顔はどうなんだ。
同じ顔で写るというのはどうなんだ??

顔にブレがないということだろうか。
そんなことってあるのだろうか。
いまモリヤにリンクさせるために
事務所の遠藤守哉プロフィルを開いたら
そのプロフィル写真は微妙に顔が違っていた。
おお、公式写真だと違う顔になるのかと思って眺めたら
そうではなかった。写真が若かった。

遠藤守哉は2月も直川さんの原稿を読んでいる。
近ごろレギュラー化しつつある。

直川隆久「砂漠にて」:http://www.01-radio.com/tcs/archives/24323
(2月17日に公開されます)

Tagged:   |  コメントを書く ページトップへ