後閑信吾というバーテンダーがなぜここで話題になるのか、
どこのどういう人なのかという詳細は
平石洋介くんの2012年4月15日掲載のストーリーに
ことごとく書かれてあるのでここには書かないけれど
ちょっとだけ補足すると
2012年のバカルディ世界カクテル大会のウイナーだ。
ニューヨーク代表、合衆国代表と勝ち上がり世界大会で優勝した。
彼の働くバーはニューヨークのAngel’s Shareというバーで
外観の写真が欲しいと平石くんに頼んだところ
「隠れ家のようなバーで外観がないんですよ」と返事がきた。
よほどわかりにくい場所にあるのだろう。
ストーリーとともに掲載している動画を見ていただくと
そのバーの付近の風景やバーのなかを見ることができるが
そういえばi入り口やドアらしき写真はなかった。
カクテルコンテスト準決勝のとき
彼は「カクテルの味とテクニックはいいがプレゼンテーションがいまいち」と
審査員にいわれていたそうだ。
そして、もう自分自身でいくしかないとアタマを切り替えた決勝本番、
10分の持ち時間の半分をスピーチに費やしてしまい
危うく時間切れになりそうなピンチを
共に出場していた仲間の(本来はライバルの)助けで切り抜けたが
その「人を動かすパフォーマンス」が評価されたという。
バカルディ・グローバルのブランド大使デービッド・コルドバ氏は
「飾り気のない純真なドリンク、バーテンダーとしての能力、
そして招待客との感動的結びつきなどすべてが信吾であり、
彼はわれわれすべてに涙を誘った」と語っている。
優勝したカクテルは抹茶とラム酒を組み合わせたもので
その写真も動画で見ることができる。
上と下のyoutubeはそのカクテルコンテストのムービーで
カクテルをつくっている場面が下、上は優勝の瞬間(なかやま)
そうそう、こんなyoutubeも発見(下)
カクテルのつくりかたがよくわかります。
あっ、バーのドアも映ってる!